糸田駅
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糸田駅(いとだえき)は、福岡県田川郡糸田町にある平成筑豊鉄道糸田線の駅である。
駅構造
下り列車進行方向に向かって右側に単式ホーム1面1線と待合室を持つ地上駅である。無人駅。駅舎(設計:創建工房一級建築士事務所)は町の施設で「グリーンドーム糸田」の愛称がつけられている。線路を挟んだ反対側からは、ホームに直接つながる跨線橋が架けられている。
駅周辺
駅は町域東部の中元寺川の右岸沿い、皆添橋を渡ったところにある。駅の東部から北東部にかけて団地が広がっている。町役場からは900mほど離れている。
- 糸田町立糸田小学校 - 西側約300m
- 糸田町立糸田中学校 - 西側約700m
- 糸田町役場 - 西側約900m
- 日本郵政糸田郵便局 - 駅前
- 西日本シティ銀行糸田支店
- 宮床団地 - 駅裏手(東隣)
- 福岡県警 田川警察署 糸田交番 - 駅前
- 田川自動車学校-駅裏手
- 福岡県道420号金田糸田田川線-駅前
- 福岡県道405号香春糸田線
歴史
- 1897年(明治30年)10月20日 - 豊州鉄道後藤寺 - 宮床 - 豊国間の開業に伴い宮床駅(みやとこえき)として開業。
- 1901年(明治34年)9月3日 - 九州鉄道が豊州鉄道を合併。
- 1907年(明治40年)7月1日 - 九州鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる。
- 1929年(昭和4年)2月1日 - 金宮鉄道(後の産業セメント鉄道)当駅 - 金田間の開業に伴い糸田駅開業。
- 1943年(昭和18年)7月1日 - 戦時買収により産業セメント鉄道の鉄道路線を国有化。国鉄宮床駅を糸田駅に改称し、産業セメント鉄道糸田駅を併合。
- 1945年(昭和20年)6月10日 - 当駅 - 豊国間の貨物支線を廃止し当駅構内に併合。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる。
- 1989年(平成元年)10月1日 - 平成筑豊鉄道に転換。