花見駅
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花見駅(はなみえき)は、かつて福岡県古賀市花見南に存在した、西日本鉄道宮地岳線の駅。2007年、宮地岳線(現・貝塚線)の区間廃止に伴い廃駅となった。
歴史
- 1929年11月1日 博多湾鉄道汽船の駅として開業。
- 1942年(昭和17年)9月19日 博多湾鉄道汽船が九州電気軌道(のちの西日本鉄道)に合併される。
- 1966年(昭和41年) 駅舎改築。
- 2007年(平成19年)4月1日 廃止。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の東側に置かれていた。また、駅舎はホームの福間方の端から坂を下ったところに設けられていた。末期、有人駅であったが、日中は係員が不在となった。自動券売機は設置されていなかった。
利用状況
1日の平均乗車および乗降人員は下表のとおり[1]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2000年 | 373 | 835 |
2001年 | 348 | 787 |
2002年 | 375 | 740 |
2003年 | 333 | 670 |
2004年 | 307 | 618 |
2005年 | 296 | 594 |
2006年 | 279 | 561 |
駅周辺
閑静な住宅地である。
その他
- 井上陽水の「東へ西へ」の歌詞中に登場する「花見の駅」は当駅と言われている。
隣の駅
脚注
関連項目
- ↑ 福岡市統計書 (都市圏の概況) 福岡都市圏の私鉄各駅乗降人員