カルーア
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カルーア(KAHLÚA)とは、メキシコでアラビカ種のコーヒー豆を主原料の1つとして作られる、コーヒー・リキュールの1種である。片仮名表記では、まれにカルウアと書かれることもある。
概要
カルーアは、カクテルにして飲まれたり、製菓に用いられたりする。カクテルにする際は牛乳とまぜ、カルーア・ミルクにすることも多い。
アルコール度数は20%のものに加え、26.5%のものがある。また36%のスペシャル版も存在する。日本における輸入元はサントリー。
ミディアムローストした豆からつくられたコーヒー、砂糖、サトウキビからつくられる蒸留酒をまぜバニラ等の芳香成分を添加してつくられる。
アルコール飲料の他にカルーア味のビスケットや、カルーアのフレーバーのついた葉巻きたばこが販売されている。
カルーアを使ったカクテル
使用するコーヒー・リキュールの銘柄がカルーアに限定されるカクテルは、カルーア・ミルクである。カルーア・ミルクにカルーア以外のコーヒー・リキュールを使ってはならない。他、コーヒー・リキュール全般が使用されるカクテルに、コーヒー・リキュールの1種として、このカルーアが選択される場合もある。例えば、オーガズム、ブラック・ルシアン、ホワイト・サテンなど。