雲辺寺ロープウェイ
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雲辺寺ロープウェイ(うんぺんじロープウェイ)は、香川県観音寺市の雲辺寺山に架かる四国ケーブル運営のロープウェイ。
山麓駅から山頂駅の全長は約2,600m、高低差657mを毎秒10mで乗車時間わずか約7分間で運行されている。前方には瀬戸内海の燧灘と三豊平野を眼下に望み、遠くには瀬戸大橋や中国地方を眺望できる。辿り着く山頂駅には四国八十八箇所の第66番札所雲辺寺があり、毎年お遍路さんの参拝で利用され、隣接しているスノーパーク雲辺寺(四国ケーブル運営)では瀬戸内海を眺めながらのスキー・スノーボード・パラグライダーが行える。
歴史
- 1987年3月28日 開業。
駅一覧
- 山麓駅(標高260m)
- 山頂駅(標高917m)
- 第66番札所「雲辺寺」
- スノーパーク雲辺寺:スキー、スノーボード
- 県下初の人工造雪機・ナイター設備・トリプルリフト完備の圧雪ゲレンデ。
- ウインドパーク雲辺寺:パラグライダー
- テイクオフエリアとしてスノーパーク雲辺寺メインゲレンデを使用。
- 着陸場・パラグライダースクールエリアとしてロープウェイ山麓駅第2駐車場を使用。
- 毘沙門天展望台
- 山頂公園
特記事項
- 運行は年中無休。
- 乗り口にはお遍路さんの団体客用のバスにも対応できるように広い駐車場とお土産売り場が整備されており、そこからでも眺めはすばらしい。
- 雲辺寺納涼祭(毎年8月のお盆、会場:山麓駅駐車場)
- 山頂駅は鉄道事業法および軌道法に基づく路線の駅において、香川県内では最南端の駅である。