日清製粉
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日清製粉株式会社(にっしんせいふんかぶしきがいしゃ)は、業務用小麦粉、ふすま・胚芽などの小麦連産品、ライ麦粉など[1]、加工食品の原料素材を供給する企業である。なおこの会社は家庭用の食品・食材は販売しておらず、家庭用製品は日清フーズから販売されている。
この社名は、1907年に横浜に設立された日清製粉株式会社までさかのぼる[2]が、法人としては連続していない。現法人はこの社名の企業としては3代目で、2001年7月1日、2代目日清製粉株式会社の持株会社化に伴い分社された事業会社の1社である。
本社所在地は、東京都千代田区神田錦町一丁目25番地(〒101-8441)で、日清製粉グループ本社と同じである。
略史
現法人設立まで
- 1900年10月 - 群馬県館林町(現 館林市)に館林製粉株式会社が設立された。
- 1907年テンプレート:03月 - 横浜に日清製粉株式会社(初代)が設立された[2]。設立当時は日露戦争景気が続いていたが、工場建設中に戦後恐慌に転じ苦境に陥る。
- 1907年10月[4][5] - 日清製粉株式会社(初代)を、館林製粉が吸収合併。合併後社名は地方色を排し日清製粉株式会社(2代目)に改めた。
- 1908年テンプレート:02月 - 日清製粉(2代目)が本社を東京日本橋に移転。
- 2001年テンプレート:07月 - 日清製粉(2代目)が株式会社日清製粉グループ本社として持株会社化。全事業は、日清製粉株式会社(3代目・現法人)・日清フーズ株式会社・日清ファルマ株式会社に分社または、日清飼料株式会社・日清ペットフード株式会社に事業譲渡された。
現法人設立後
関係会社
- 日清サイロ
- フレッシュ・フード・サービス
- 日清経営技術センター
- ロジャーズ・フーズ
- 日清STC製粉
- フォーリーブズ