陸中八木駅
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陸中八木駅(りくちゅうやぎえき)は、岩手県九戸郡洋野町種市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)八戸線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。以前は海側にもう1線あり2面3線だった。互いのホームは構内踏切で連絡している。
久慈駅管理の無人駅。2005年12月10日ダイヤ改正までは直営駅(駅長配置<要員不足時は久慈駅から助勤要員派遣>、POS端末設置<陸中八木401>、指定券取扱)であったが、八戸線のCTC化により無人駅となった。
JRでは最後まで腕木式信号機が残っていたが、それも2005年6月28日に撤去された。かつては2番線で折り返しができたが、特殊自動閉塞化によりできなくなった。
のりば
1 | テンプレート:Color八戸線(上り) | 種市・八戸方面 |
2 | テンプレート:Color八戸線(下り) | 侍浜・久慈方面 |
駅周辺
- 小子内漁港
- 久慈警察署八木駐在所
- 県道164号明戸八木線
- 県道216号八木港線
- 国道45号(この区間を津波の想定区域としている標識がある)
- 八木港
- 八木郵便局
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 197 |
2001 | 180 |
2002 | 152 |
2003 | 139 |
2004 | 120 |
2005 | |
2006 | |
2007 | |
2008 | |
2009 |
歴史
- 1925年(大正14年)11月1日 - 種市・陸中八木間の開業に伴い、開業。
- 1972年(昭和47年)3月15日 - 急行「深浦」が陸中八木まで延長。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 「深浦」廃止(名残として八戸・陸中八木間の普通列車が残る)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2000年(平成12年)12月2日 - 陸中八木発着の普通列車が廃止となる。
- 2005年(平成17年)
- 2008年(平成20年)3月 - 新駅舎(待合所)完成。
- 2011年(平成23年)
- 3月11日 - 東北地方太平洋沖地震とこれにより発生した大津波により全線で不通(待合室もベニヤ板が貼られた)。
- 9月14日 - 駅舎前にて「八戸線復興式典」(安全祈願祭)を行う(主催はユニオン建設)。
- 2012年(平成24年)3月17日 - 運転再開。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color八戸線