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曹 熊(そう ゆう、生没年不詳)は、曹操の正妻卞氏の四男。曹丕・曹彰・曹植の同母弟。諡は蕭懐王。
早世した。221年に蕭懐公、ついで229年に蕭懐王を追贈された。234年に子の曹炳が継いだが、239年に薨去。子がなかったため国を除かれた。
白話小説『三国志演義』では、曹操の死後、曹丕から父の葬儀に参列しなかったことを咎められたため、罪を恐れて自殺した。
なお、いわゆる嘉靖本の「三国志宗寮」ほか、一部の『演義』版本の首巻に掲載される人物紹介において、曹熊の字が子威と記述される例がある。その典拠は不明である。