内藤礼
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内藤 礼(ないとう れい、1961年 - )は彫刻家。ひそやかで繊細な造形作品と、それを配置し鑑賞する緊張感のある空間からなるインスタレーション作品などを作成。
- 1961年‐広島県広島市出身、広島女学院中学校・高等学校卒業
- 1985年‐武蔵野美術大学卒業
- 1995年- 国立国際美術館で個展。『みごとに晴れて訪れるを待て』を出品。
- 1997年‐ヴェネツィア・ビエンナーレに出品。『地上にひとつの場所を』を出品。鑑賞者を一人ずつ数分間だけ招き入れる方法をとったため、長蛇の列となった。
- 2001年- ベネッセアートサイト直島の家プロジェクトで古民家「きんざ」に作品設置。『地上にひとつの場所を』の直島ヴァージョン『このことを』を設置。
- 2002年‐香川県の直島で個展。
- 2003年‐アサヒビール芸術文化財団芸術賞受賞。
- 2008年‐横浜トリエンナーレ2008に参加。
- 2010年‐豊島美術館に作品設置
ほか、東京のギャラリー小柳などで個展多数。
パブリックコレクション
- きんざ/「このことを」(直島・家プロジェクトベネッセアートサイト直島)
- 豊島美術館
作品集
- 『直島・家プロジェクト第3弾きんざ/「このことを」内藤礼』(ベネッセアートサイト直島)
- 『内藤礼作品集』(筑摩書房)
- 『地上にひとつの場所を』(筑摩書房)
- 『世界によってみられた夢』(ちくま文庫)
- 『内藤礼〈母型〉』(聞き手・中村鐵太郎、左右社、神戸芸術工科大学レクチャーブックス)