アンナ・パヴロヴナ
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アンナ・パヴロヴナ(Anna Paulowna Romanowa / Анна Павловна Романова, 1795年1月18日 - 1865年3月1日)は、オランダ王ウィレム2世の王妃、ウィレム3世の母。ロシア大公女。ロシア皇帝パーヴェル1世と皇后マリア・フョードロヴナの第6皇女(第8子)、アレクサンドル1世の妹でニコライ1世の姉。オランダ名アナ・パウローナ(Anna Paulowna van Rusland)。
フランス皇帝ナポレオン1世の再婚相手に挙げられたが、母マリアの反対で実現せず、ナポレオンはオーストリア大公女マリア・ルイーザと再婚した。
1816年2月21日、アンナはオラニエ公ウィレム王子(のちのウィレム2世)と結婚した。アンナは夫である王に献身的であり、またハーグの宮廷に華やかな彩りを与えた。
子女
夫であるウィレム2世との間に4男1女をもうけた。
- ウィレム3世(1817年 - 1890年) オランダ王、ルクセンブルク大公
- アレクサンダー(1818年 - 1848年)
- ヘンドリック(1820年 - 1879年)
- エルンスト・カシミール(1822年)
- ソフィー(1824年 - 1897年) ザクセン=ヴァイマル=アイゼナハ大公カール・アレクサンダー妃