松本玲二
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松本 玲二(まつもと りょうじ、1966年5月30日 - )は日本のバンド、TUBEのドラマー、レーシングドライバー。神奈川県座間市出身。
人物
バンド活動
幼稚園のころからアコースティックギターを弾いて、両親の影響でクラシック音楽を聴きはじめる。小学生のころには、両親や兄の影響でKISSなどの洋楽に興味を持ち始め、のちにバンドを組むことになるがドラムを担当する人がいなかったために仕方なくドラムを始める。なお、ドラムは完全なる独学。独学ゆえに、多ジャンルの演奏を素直に吸収できる器用な人である。
神奈川県立厚木北高等学校時代は軽音楽部に所属していた。この軽音楽部の一学年先輩にはTUBEのメンバー角野秀行が在籍していた。角野の同級生である前田亘輝とは、そのとき松本が大人と組んでいたブルースバンドの曲を披露していた飲み屋で、前田が弾き語りをしていた際に出会った。前田と知り合った後、1984年にビーイング主催で開催されたシルクロード音楽祭でベストギタリストを受賞した春畑道哉と出会った。
1984年に松本と前述の三人とでアマチュアバンド「パイプライン」を結成。 松本はドラムの担当となる。そして1985年6月1日に「The TUBE」としてデビュー。
1998年リリースのTUBEの18thアルバム「HEAT WAVER」に収録されている「人類のために乾杯」では、スターリョージとしてヴォーカルを務めている。
1999年にはフジテレビ系「LOVE LOVEあいしてる」の「LOVE LOVE ALL STARS」ドラマーとして参加。
多彩なジャンルの曲を持つバンドの為、シンバルを割と多く使うドラムスタイルである。 近年ではアルバムの収録曲を作詞したり、ときに作曲したりしている。純情な若者の恋愛を題材とした詞が多い。
ドライバー活動
現在モータースポーツライセンス(国際A級)を所持していて、全国各サーキットで開催されるシビックワンメイクレースや、国内トッププロドライバーが参加するスーパー耐久にDJのピストン西沢らと組んで大会に出場するなど、レーシングドライバーとしても精力的に活動している。
スーパー耐久では、2005年シリーズ第8戦、2006年シリーズ第7戦、2007年シリーズ第7戦、2009年シリーズ第1戦でST4クラスで優勝、2010年シリーズ第1戦ではクラス2位に入っている。なお、いずれも優勝を飾ったのはツインリンクもてぎでのレースだが、今後他のサーキットのレースへの参戦も増やしたいとの意向を語っている[1]。
最近は同い年のMotoGPライダーである岡田忠之・伊藤真一と共にレース参戦することが多く、2009年シーズンも引き続きチームメイトに伊藤真一を迎えている。
2008年岡山から車体(シビック&インテグラ)をマジョーラカラーに変更し、レース会場ではひと際目立つ存在に。
ちなみに2000年にベルノインテグラワンメイクレースで乗ったベルノ平安インテグラは MMP社からミニカー化されていた。
制作楽曲
作詞
- 『After The Rain』 1988年、(AL「REMEMBER ME」#6)
- 『風のNORTH SHORE』 1989年、渚のオールスターズ (AL「Nagisa no Cassette VOL.3」#6)
- 『Surf Song』 1991年、(AL「湘南」#6)
- 『Fujisawa Sunlight』 2003年、(AL「OASIS」#9)
- 『明日の風』 2004年、(AL「夏景色」#4)
- 『夏のseaside road』 2005年、(AL「TUBE」#9)
- 『波乗りグッとチョイス』 2006年、(AL「B☆B☆Q」#9)
- 『君に届いたら...』 2007年、(AL「winter letter」#7)
作曲
- 『週末Only You』 1989年、(AL「SUMMER CITY」#8)
- 『人類のために乾杯』 1998年、(AL「HEAT WAVER」#14)
編曲
- 『スタンダードな恋物語』 1985年、(AL「OFF SHORE DREAMIN'」#9)