高屋奈月
テンプレート:Sidebar with collapsible lists 高屋 奈月(たかや なつき、1973年7月7日 - )は、日本の漫画家。東京都出身。血液型はA型。
1992年、『花とゆめプラネット増刊』(白泉社)に掲載の「Born Free」でデビュー。以来、主に白泉社の『花とゆめ』『別冊花とゆめ』で活動。2001年、「フルーツバスケット」で第25回講談社漫画賞少女部門を受賞。代表作は「フルーツバスケット」。
来歴
1991年に「SICKLY BOYは陽に弱い」が第178回花とゆめまんが家コース佳作を受賞。『別冊花とゆめ』(白泉社)に掲載される。翌1992年『花とゆめプラネット増刊』(白泉社)9月1日号に掲載された「Born Free」でプロデビューし、以降白泉社を中心に活動する。
1998年から2006年まで『花とゆめ』に「フルーツバスケット」を連載、2001年に第25回講談社漫画賞少女部門を受賞し、同年テレビアニメ化される。後に国外でも発売され、最も売れた少女漫画としてギネス・ワールド・レコーズにも記録される大ヒット作となる。同作連載中の脳神経の病気にかかり、療養のため休載するが、約1年後に復帰する。 広く腱鞘炎と噂されていたが、自身のTwitterにて「職業性ジストニア」により頭蓋骨に穴をあけた手術を行ったことをツイートしている。その部分だけ未だにハゲがあるとのこと。
「フルーツバスケット」の連載終了後も白泉社で作品を発表するかたわら、2008年にはNHK「みんなのうた」8月・9月の曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」(作曲:アンジェラ・アキ)のキャラクター原案を手がけている。
2013年11月、病気療養のためリーゼロッテと魔女の森の長期休載を発表。12月にはブログを更新し以前患った職業性ジストニアの再発ではないことを明かした[1]。
人物
- 左利きだが、箸は右手で持つ。時々右手で描くことがある。
- テレビゲーム好きで、『花とゆめ』や単行本の近況報告などで、プレイしたゲームの名前をいくつか挙げている。
- 個人サイトとして、1999年から「ちょっといっぷく」を運営していたが、2000年に閉鎖。現在は2008年から始めたブログ「猫とネズミと星と月」を続けている。
作品リスト
- 幻影夢想
- 1994年 - 1997年、『花とゆめプラネット増刊』及び『花とゆめステップ増刊』に掲載。(全5巻、文庫版全3巻)
- 翼を持つ者
- 1995年 - 1998年、『花とゆめ』に連載。近未来SF。(全6巻、文庫版全3巻)
- 僕が唄うと君は笑うから
- 1998年、『花とゆめ』に掲載。短編。同名の短編集が1999年に刊行された。
- フルーツバスケット
- 1998年 - 2006年、『花とゆめ』に連載。2004年に日本語解説付きの英語版がTOKYOPOPから刊行された。(全23巻)
- 星は歌う
- 2007年 - 2011年、『花とゆめ』に連載。(全11巻)
- リーゼロッテと魔女の森
- 2011年 - 、『花とゆめ』に連載中。
画集
- 高屋奈月画集『フルーツバスケット』(2004年、白泉社)
ファンブック
- 『フルーツバスケット キャラクターブック』(2001年、白泉社)
- 『フルーツバスケット ファンブック〔猫〕』(2005年、白泉社)
- 『フルーツバスケット ファンブック〔宴〕』(2007年、白泉社)
その他
- 『手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』(歌:アンジェラ・アキ、NHKみんなのうた、2008年8〜9月新曲)アニメーション原画。
関連書籍
脚注
外部リンク
- 猫とネズミと星と月 - 本人によるブログ
- テンプレート:Twitter
- 元の位置に戻る ↑ 長期療養しております 猫とネズミと星と月 2013年12月3日