ポンティアヌス (ローマ教皇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2014年4月19日 (土) 07:26時点におけるMisjonarz (トーク)による版 (改名提案の終了)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索
ファイル:Pope Pontian.jpg
ポンティアヌス

ポンティアヌス Pontianus, 生没年不詳)は、ローマ教皇(在位:230年7月21日 - 235年9月25日)。

235年、教皇と対立教皇ヒッポリュトスは、共に皇帝マクシミヌス・トラクスによって追放され、サルデーニャの鉱山で強制労働させられた。これにより、ヒッポリュトスが自らこそがローマ司教であることを主張して引き起こした教会の分裂は終結した。結果的に彼は235年の9月25日(あるいは28日)に教皇職を退くことになった。

ポンティアヌスがどれだけサルデーニャに流されていたのかはわからないが、一説によると強制労働中の虐待によって衰弱死したとされている。遺骸はファビアヌスによってローマに運ばれ、サンカリストゥスのカタコンベに葬られた。

カトリック教会聖人であり、記念日は8月13日である。皮肉なことにそれは、ヒッポリュトスと同じ日である。

テンプレート:ローマ教皇