ブルー・ノート・スケール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2013年3月15日 (金) 16:44時点におけるAddbot (トーク)による版 (ボット: 言語間リンク 19 件をウィキデータ上の d:q151992 に転記)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

テンプレート:Redirect ブルー・ノート・スケール(ブルース・スケール、blue note scale)は、ジャズブルースなどで使われる、メジャー・スケール(長音階)に、その第3音、第5音、第7音を半音下げた音を加えて用いるもの、もしくはマイナー・ペンタトニック・スケールに♭5の音を加えたものである。特に、♭5の音をブルー・ノートと呼ぶ。近代対斜の一種でもある。

ドから始まる音階の場合、第3音はミ♭、第5音はソ♭、第7音はシ♭となるので、ブルー・ノート・スケールは以下で表される。

ド - レ - ミ♭ - ファ - ソ♭ - ラ - シ♭ - ド

ファイル:Blue.ogg

ロック・コード・スケール

ロック・コード・スケールは、ブルー・ノート・スケールから派生したもので、本来の名前はブルー・ノート・ペンタトニック・スケールである。ブルー・ノート・スケールからレとラを除いた5音音階で、ソ♭をソに戻した音階である。ブルース、ブルース・フィーリングのロックリフや、アドリブ・フレーズの土台となる。

ロック・コード・スケールは以下で表される。

ド - ミ♭ - ファ - ソ - シ♭ - ド[1]

脚注

  1. 「一目でわかるコードの知識」小林一夫P84

関連項目