ウルル=カタ・ジュタ国立公園
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ウルル=カタ・ジュタ国立公園(Uluru-Kata Tjuta National Park)はオーストラリア連邦ノーザンテリトリーにあるオーストラリアの国立公園の一つ。ダーウィンから1431km南、アリススプリングの440㎞南西にあり、オーストラリアのほぼ中心に位置する。ユネスコの世界遺産に1987年登録。
概要
地球のへそと呼ばれるウルル(エアーズロック)と、同じく岩石の山であるカタ・ジュタ(オルガ山)を有し壮大な景観を有する。またアボリジニの重要な聖地の一つでもあり、古来からのアボリジニの痕跡を随所に残す文化的な場所でもある。公園はアナングと呼ばれるアボリジニの民族集団による所有地である。
国立公園へは、3日間有効の入園券(パークチケット)を$25(オーストラリアドル)で購入することが必要である。セイキインコ、コシアカショウビン、チャイロハヤブサなど160種類の鳥類やトゲトカゲ、トゲホップマウスが生息する。植物は「逆さま植物」という意味でマメ科のアップサイドダウンスプラウト、マツバボタンの一種のパラキーヤ、ヨーロツパから伝わりレンジャーの駆除対象となっているイヌナスビが自生する。
登録経緯
- 1987年国立公園に登録され、同時に世界遺産(自然遺産)に登録された。
- 1994年アボリジニ文化の文化的側面が見直され、拡大登録(文化遺産)に登録。
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/core
1987年に以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。
- 自然遺産7、9
1994年にはアボリジニの文化が文化遺産の以下の基準に相当すると見なされ拡大登録が行われた。
- 文化遺産5、6
公園内の見所
関連項目
外部リンク
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