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Jリーグにおける選手の出場諸条件
選手契約
- Jリーグの選手契約条件の項参照
出場選手枠
- J1及びJ2では1チームにつき各試合18人のベンチ入り選手の登録が認められる。内訳は先発選手11人、控え選手7人(2005年までは控え選手は5人までとなっていたが、2006年からJ1にのみ7人に拡張され、さらに2010年からはJ2も7人に拡張された。)。J3ではベンチ入り選手は16人まで。
- 控え選手の構成についてはいくつかの特別な試合を除き特に制限はなく、必ずしも最大人数を登録する必要はない。
- 外国人選手は1試合に付き3名までとする。
選手交代
- J1・J2では、1試合における選手の交代はGKを含めて3人までとなっている。J3では5人までである。
- 退場処分(1試合2枚の警告の場合を含む)があった場合は不足選手分の補充は出来ない。
- (例)1名退場の場合、それ以後は10人でプレーしななければならない。退場者が4人出るとその時点で没収試合として試合打ち切り、相手チームの勝利(原則3 - 0)となる。
- また交代枠を使い切ってしまった場合も不足選手分の補充ができないため、GKが試合中の負傷や、累積警告を含む退場処分があった場合、フィールドプレーヤーがGKを担当するケースもある。
累積警告による出場停止
- J1、J2、J3の各リーグでは累積警告(イエローカード)4回、ナビスコ杯では2回にそれぞれ達した場合、それぞれのリーグ(カップ)戦の直近の試合が出場停止となる。また悪質なプレーがあった場合は審判団によって退場命令(レッドカード)を行う場合もある。(なおJ1は2004年度までイエローカード3回で出場停止となっていたが、1シーズン制への移行に伴い変更された)
- 1試合2回の警告により退場処分となる場合、その試合で受けたイエローカードは累積警告に加算しない[1]。ただしイエローカードが出された選手が同じ試合でその後一発レッドカードで退場処分となる場合は、1枚目のイエローカードは累積警告に加算される。
- 1回目の場合は1試合、2回目以降は2試合の出場停止となる。また悪質なプレーについてはJリーグの懲罰委員会が別に出場停止試合数を定める場合がある。
- なお、リーグ戦とナビスコ杯の予選リーグと決勝トーナメントはそれぞれ別々の大会と扱われており、警告累積についてはそれぞれの大会に影響しないように配慮されている。
(例)ナビスコ杯予選リーグで累積警告1回で終了した場合は決勝トーナメントには持ち越さず、改めて累積警告0回の段階からスタートする。但し、累積警告2回、またはレッドカードなどでの出場停止で予選リーグを終了した場合は決勝トーナメントにもそれが継続される。
脚注
- ↑ 2011年Jリーグディビジョン1において、ヴァンフォーレ甲府のハーフナー・マイクは、累積警告7枚でリーグ残り3戦である試合で警告を受けた。この段階では8枚目であり累積警告による出場停止2回目となり2試合の出場停止、すなわちリーグ残り試合に出場できない条件となったが、同じ試合でさらにイエローカードを受け退場し、最初の警告は加算されなくなり累積7枚となり、退場による出場停止1試合のみが科されたため、リーグ最終戦に出場できた。