湯浅御坊道路

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ファイル:湯浅御坊道路 001.JPG
上り線広川インターチェンジ付近

湯浅御坊道路(ゆあさごぼうどうろ)は、和歌山県御坊市野口から和歌山県有田郡有田川町天満を結ぶ 自動車専用道路高規格幹線道路)。近畿自動車道紀勢線阪和自動車道)に並行する国道42号自動車専用道路として整備された。

概要

NEXCO西日本一般有料道路として管理している。一般有料道路であるが、ETC通勤割引が適用される。

当初は完成2車線[1]で建設されたが、交通量増大に伴う渋滞の増加のため、都市計画で4車線化が決定し事業中である。

なお、終点の有田ICから起点の御坊ICに向かってインターチェンジ番号が振ってある。阪和自動車道に並行していて事実上一部区間となっているため、一般的には和歌山方面が上り線、白浜方面が下り線となる。ここでは、有田ICから御坊ICの方向で記述する。

路線データ

道路の位置関係

近畿自動車道紀勢線
(大阪・和歌山方面) - 阪和自動車道 - ※湯浅御坊道路 - 阪和自動車道 - ※すさみ串本道路 - (基本計画区間) - ※那智勝浦道路 - (基本計画区間) - ※新宮紀宝道路 - (基本計画区間) - ※熊野道路 - ※熊野尾鷲道路 - 紀勢自動車道 - (津・名古屋方面)

※は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路を示す。

歴史

  • 1994年(平成6年)7月11日 : 吉備IC-広川IC開通(当時は全線2車線)。
  • 1996年(平成8年)3月30日 : 広川IC-御坊IC開通し全線開通(当時は全線2車線)。
  • 2004年(平成16年)10月16日 : 広川南IC開通。
  • 2007年(平成19年)11月3日 : 吉備ICを有田IC、吉備南ICを有田南ICに改称。
  • 2010年(平成22年)11月24日:和歌山県が全区間の4車線化に必要な都市計画を決定[2]
  • 2012年(平成24年)4月 : 4車線化計画が事業化。
  • 2013年(平成25年)
    • 4月24日 : 4車線化工事着手決定。(総事業費は約710億円)[3]
    • 6月22日 : 4車線化事業の着手式が御坊市野口の日高川ふれあい水辺公園にて開かれる。

インターチェンジなど

  • 全区間和歌山県に所在。
  • IC番号欄の背景色がである区間は既開通区間に存在する。施設欄の背景色がである区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は全て仮称である。
  • (数字)は、他路線の番号。<数字>は、予定番号。
  • 英略字は以下の項目を示す。
    IC:インターチェンジ、JCT:ジャンクション、SA:サービスエリア、PA:パーキングエリア、TB:本線料金所、BS:バスストップ
  • 未開通区間のJCT/IC名は仮称。
  • BS(バス停留所)のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。
IC
番号
施設名 接続路線名 起点から
の距離
BS 備考 所在地
阪和自動車道 松原方面
25 有田IC 県道22号吉備金屋線
国道42号
18.7 湯浅御坊道路との接続なし
阪和道松原方面出入口
有田川町
26 有田南IC 17.7 御坊方面出入口
- 吉備湯浅PA - 16.1
27 湯浅IC 15.1 有田方面出入口 湯浅町
28 広川IC 国道42号 12.6 広川町
28-1 広川南IC 県道176号井関御坊線 8.1 有田方面出入口
29 川辺IC 県道190号玄子小松原線 4.2 有田方面出入口
御坊方面は4車線化事業と同時に新設予定
日高川町
30 御坊IC 県道27号日高印南線 0.0 有田方面出入口 御坊市
阪和自動車道 田辺方面

主なトンネルと橋梁

  • 括弧内のは未確定、名称は仮称、長さは計画時のもである。
  • 未開通区間の名称は仮称。
  • 全区間暫定2車線で、トンネルと橋梁は上下線で1本。
区間 名称 長さ
(m)
備考
トンネル 橋梁
有田IC-有田南IC 0 (?) - -
有田南IC-吉備湯浅PA 0 (?) - -
吉備湯浅PA-湯浅IC 0 (?) - -
湯浅IC-広川IC 2 (1) 湯浅トンネル 601
柳瀬トンネル 160
(広川橋) (?)
広川IC-広川南IC 2 (?) 井関トンネル 730
鳥松山トンネル 1,860
広川南IC-川辺IC 1 (?) 川辺第一トンネル 2,680
川辺IC-御坊IC 1 (1) 川辺第二トンネル 570
(日高川橋) 340
合計 6 6 (2)

道路管理者

  • 西日本高速道路 関西支社
    • 和歌山管理事務所 : 全線
    (和歌山管理事務所管理区間はこの他、阪和自動車道松原JCT-有田IC・御坊IC-南紀田辺IC)

車線・最高速度

区間 車線
上下線=上り線+下り線
最高速度
有田IC-御坊IC 2=1+1
(暫定2車線)
70km/h

</small>

※有田南IC付近から吉備湯浅PA付近にかけて上下線にゆずり車線あり。なお、上り線についてはゆずり車線から追い越しする車が跡を絶たないためラバーポールを設置してゆずり車線の縮小をした。この結果、渋滞は多少緩和された。

交通量

平日24時間交通量(台)(上下合計)[4]

  • 斜字は推計値を示す。
区間 平成17年度
(2005年度)
平成22年度(2010年度) 備考
台数 混雑度
有田IC-有田南IC 11,031 14,615 1.19
有田南IC-湯浅IC 12,553 17,978 1.48
湯浅IC-広川IC 12,227 17,591 1.45
広川IC-広川南IC 12,648 18,052 1.45
広川南IC-川辺IC 12,526 17,808 1.24
川辺IC-御坊IC 10,256 14,907 1.27

関連項目

テンプレート:Sister

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:国道42号 テンプレート:西日本高速道路

テンプレート:西日本高速道路関西支社テンプレート:Asbox
  1. 1.0 1.1 将来の4車線化計画がなく、都市計画も用地買収も2車線分しかないという意味であり、中央分離帯などがあるわけではない。
  2. 有田―御坊の4車線化を正式決定 県、早期事業化推進へ
  3. 4車線化着手決まる 本年度から湯浅御坊道路
  4. テンプレート:Cite web