三田佳子

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三田 佳子みた よしこ1941年10月8日 - )は、日本の女優。三田佳子事務所所属(マネジメントは生島企画室と業務提携)。大阪府大阪市生まれ。生後半年で東京都に移り[1]3歳の年に一家で山梨県疎開、終戦後は下北沢を経て中野区で育つ。

本名:高橋 嘉子(たかはし よしこ)、旧姓:石黒(いしぐろ)。

夫は元NHKプロデューサー高橋康夫。長男は森宮隆(もりみやりゅう)、次男は高橋祐也女子美術大学付属中学校・高等学校卒業。  

来歴・人物

芸名である三田佳子の「三田」は、慶應義塾大学野球部のファンだったため[2]。中学・高校時代から多数のテレビに出演。高校在学中から映画会社数社にスカウトされるが断り続け、高校を卒業した1960年春に第二東映へ入社した[2]。同年、『殺られてたまるか』で女優デビュー。当初から主役級で起用され、佐久間良子に次ぐ東映現代劇の看板女優との扱いを受ける。1967年にフリーになり、映画のほかテレビドラマ・舞台でも活動する。1984年の映画『Wの悲劇』での演技が高く評価され、各映画賞を受賞。1986年の大河ドラマ『いのち』に主演し、高視聴率を獲得。テレビでの人気を不動のものとし、1989年 - 1990年に『NHK紅白歌合戦』の紅組司会を連続して務める。好感度の高さから数多くのCMに起用されCM女王の異名を持ち、高額納税者番付において俳優・タレント部門で1991年から1994年まで4年連続で首位、名実ともに日本を代表する女優となる。だがその一方で親韓右翼児玉誉士夫やその盟友で在日韓国人鄭建永(町井久之)とも親しく[3]、東京都港区六本木TSK・CCCターミナルビルがオープンした時はオープニングレセプションに出席した[3]

1998年に次男の高橋祐也覚せい剤取締法違反で逮捕。当時高校生で未成年であったことから三田の責任も追及されるが、記者会見で「母が女優ということで未成年である息子の事件が報道されてかわいそう」と話し、次男には毎月50万円の小遣いを渡していたことを明かしたために、一転して世論の批判を受ける。「原因は私が人生をかけて究明いたします」として、7社あったCMをすべて降板し、女優活動を10ヶ月自粛した。復帰後はそれまで通りの活躍を見せたが、2000年に次男が同じ容疑で再び逮捕され、世論の猛烈な批判にさらされたために、今度は1年間の活動自粛に追い込まれる。この時は女優生命の危機とみなされ、自粛が明けたのちも仕事には恵まれずに、満足な活動は困難となった。

2003年に、デビュー時から親交のあった水野晴郎が復帰の手助けとして自身の映画『シベリア超特急3』の主演に起用、その後は映画『海猫』、テレビドラマ『いま、会いにゆきます』など仕事を再開し、2007年9月16日放送の『ひまわり〜夏目雅子27年の生涯と母の愛〜』では、仲間由紀恵とのダブル主演となる。

2007年11月15日、次男が覚醒剤所持の現行犯で三度目の逮捕。翌日の会見で「すべては私たち夫婦の教育の失敗」「引退も考えた」「今も月70万円の小遣いを渡している」「翌月の舞台(『エドの舞踏会』)については降板しない」などと話したが、もはや世論も何ら反応しない有様であった。

2014年春の叙勲で旭日小綬章受章。

出演

映画

  • 殺られてたまるか(1960年)
  • ボス表へ出ろ(1960年)
  • 不死身の男(1960年)
  • にっぽんGメン 摩天楼の狼(1960年)
  • 野獣の眼(1960年)
  • 海底の挑戦者(1960年)
  • 第三次世界大戦 四十一時間の恐怖(1960年)
  • 炎の城(1960年)
  • 若さま侍捕物帖(1960年)
  • 乾杯!ごきげん野郎(1961年) - 明石まゆみ 役
  • 坊ちゃん野郎勢ぞろい(1961年)
  • 男の地平線(1961年)
  • 天下の快男児 旋風太郎(1961年)
  • 俺らは空の暴れん坊(1961年)
  • 逆襲の街(1961年)
  • 富士に立つ若武者(1961年)
  • アマゾン無宿 世紀の大魔王(1961年)
  • 男の血潮がこだまする(1961年)
  • 金も命もいらないぜ(1961年)
  • 進藤英太郎の社長シリーズ 続・次郎長社長と石松社員(1961年)
  • 静かなるならず者(1961年)
  • 街(1961年)
  • 復讐は俺らの歌(1961年)
  • 地獄の底をぶち破れ(1961年)
  • 次郎長社長と石松社員 威風堂々(1962年)
  • 南太平洋波高し(1962年)
  • 黄門社長漫遊記(1962年)
  • 若者たちの夜と昼(1962年)
  • 残酷な月(1962年)
  • サラリーマン一心太助(1962年)
  • 山麓(1962年)
  • ギャング対ギャング(1962年)
  • まぼろし天狗(1962年)
  • 太陽の子 アイ・ジョージ物語(1962年)
  • 狙い射ち無頼漢(1962年)
  • 東京アンタッチャブル(1962年)
  • 王将(1962年)
  • 裏切者は地獄だぜ(1962年)
  • 海軍(1963年) - 牟田口エダ 役
  • 武士道残酷物語 Bushido - Sie lieben und sie töten (1963年、第13回ベルリン国際映画祭グランプリ(金熊賞)受賞作品)
  • 九ちゃんの大当りさかさま仁義(1963年)
  • 傷だらけの不敵者(1963年)
  • 暴力街(1963年)
  • 東京アンタッチャブル 脱走(1963年)
  • 親分(ボス)を倒せ(1963年)
  • ギャング同盟(1963年)
  • 恐喝(1963年)
  • 昭和侠客伝(1963年)
  • ギャング忠臣蔵(1963年)
  • おかしな奴(1963年)
  • 続・王将(1963年)
  • 東京ギャング対香港ギャング(1964年)
  • 暗黒街大通り(1964年)
  • 東京アンタッチャブル 売春地下組織(1964年)
  • 鮫(1964年)
  • 日本侠客伝(1964年)
  • 廓育ち(1964年)
  • 赤いダイヤ(1964年)
  • 仇討(1964年)
  • 顔役(1965年)
  • 黒い猫(1965年)
  • 冷飯とおさんとちゃん(1965年)
  • 無宿者仁義(1965年)
  • 昭和残侠伝(1965年)
  • おゝい、雲!(1965年)
  • 昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年)
  • 四畳半物語 娼婦しの(1966年)
  • 愛欲(1966年)
  • 反逆(1967年)
  • 夜のひとで(1967年)
  • 人妻椿(1967年) - 矢野嘉子 役
  • 尼寺(秘)物語(1968年)
  • 座頭市喧嘩太鼓 (1968年)
  • 喜劇 新宿広場(1969年)
  • 野獣の復活(1969年)
  • 望郷(1971年)
  • 沈黙 SILENCE(1971年)
  • 恋は緑の風の中(1974年) - 藤井先生 役
  • 妻と女の間(1976年)
  • 愉快な極道(1976年)
  • 燃える秋(1978年)
  • 赤穂城断絶(1978年) - 瑤泉院
  • 黄金の犬(1979年)
  • 未完の対局(1982年) - 恩田忍 役
  • きつね(1983年)
  • 序の舞(1984年)
  • Wの悲劇(1984年) - 羽鳥翔 役
  • 春の鐘(1985年)
  • (1986年)
  • 化身(1986年)
  • 別れぬ理由(1987年)
  • 漂流教室(1987年) - 高松恵美子 役
  • ラブ・ストーリーを君に(1988年)
  • 敦煌(1988年) - 西夏の女 役
  • 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988年) - 原田真知子 役
  • 極道の妻たち 「三代目姐」(1989年)
  • 利休(1989年)
  • おいしい結婚(1991年)
  • 遠き落日(1992年) - 野口シカ 役
  • シベリア超特急3(2003年) - 森裕美 役
  • バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(2003年) - 青井拓馬の母 役
  • ドラッグストア・ガール(2004年) - ハッスルドラッグ社長 役
  • 海猫(2004年) - 野田タミ 役
  • 魂萌え!(2007年) - 伊藤昭子 役
  • 人間失格(2010年) - 鉄 役
  • ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー(2014年) - ゼルネアス 役(声の出演)

テレビドラマ

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

舞台

バラエティ

他、多数

CM

ディスコグラフィー

参考文献

  • 「芸能界新興勢力の首領 バーニング・プロ社長の『実力』研究」『噂の真相』1982年4月号、16-22頁

脚注・出典

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関連項目

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テンプレート:大河ドラマ主演俳優
  1. 週刊サンケイ』、1979年5月3日号、42頁
  2. 2.0 2.1 『日本映画俳優全集・女優編』キネマ旬報社、1980年、644頁
  3. 3.0 3.1 「芸能界新興勢力の首領 バーニング・プロ社長の『実力』研究」、18頁
  4. 印獣