黔東南ミャオ族トン族自治州

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テンプレート:基礎情報 中国の都市 黔東南苗族侗族自治州(けんとうなん-ミャオぞく-トンぞく-じちしゅう)は中華人民共和国貴州省(黔)東南部に位置する少数民族自治州

地理

貴州省東南の山間部に位置し、東は湖南省懐化市、南は広西チワン族自治区柳州市及び河池市、西は貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州、北は同省遵義市及び銅仁地区に接する。東西220キロメートル、南北240キロメートル。

歴史

古代からミャオ族など少数民族が強盛で、中国はその首領に官職を与えて間接支配するだけであった。しかし永楽帝1413年思州等宣慰司を廃し、直接統治に切り替え、少数民族の同化政策を行った。朝もこの政策を踏襲したため、明清時代にはしばしばミャオ族などの反乱が起こった。中華人民共和国成立後1956年になって自治州人民政府が成立、凱里県に首府が置かれた。1983年凱里県は市に昇格している。

行政区域

1県級市・15県を管轄する。

年表

鎮遠専区

黔東南ミャオ族トン族自治州

人口

2002年末の総人口 4,312,900 人。都市人口は 798,800 人、農村人口は 3,514,100 人。民族的には漢族が 936,310 人 (19.39%)、少数民族が 3,476,800 人 (80.61%)で、うちミャオ族 1,784,300 人、トン族 1,359,000 人となっている。

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