青海湖

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宇宙から見た青海湖、1994年11月

テンプレート:Sister 青海湖(せいかいこ, テンプレート:ピン音 チンハイフー、現代モンゴル語:Хөхнуур フフ・ノール、蒙古文語[Köke Naɣur]ココ・ノール、チベット語:མཚོ་སྔོན་ mtsho sngon po;Tso Ngonpoツォ・ゴンポ)は中華人民共和国青海省にある。「チンハイこ」とも読まれる。中国最大の湖であり、地球上でも米国ユタ州グレートソルト湖に次いで2番目に大きな内陸塩湖である。欧米ではココ・ノール(Kokonor)の名で知られている。別名ツォ・ティショル・ギャルモmtsho khri shor rgyal mo)。

青蔵高原北東部に位置し、面積5,694平方キロ、周囲360キロである。海抜3,205メートルの高地にあり、周囲から大小23の河川が流入する。湖水は平均水深約19メートル、最大水深28メートル、蓄水量1050億立方メートル。

青海省の行政区画の名称には、この湖を中心として、海北蔵族自治州海南蔵族自治州海西モンゴル族蔵族自治州海東地区と命名されたものがある。

1960年代には108の河川が湖に流入していたが、2005年現在、湖に流入する河口部の85%は干上がってしまった。湖の水位も徐々に低下しており、生態学的な危機にさらされている。原因は周辺の過剰放牧、土地の開拓、その他の自然要因と考えられる。

2002年より、湖の周囲をコースとした自転車ロードレースツアー・オブ・チンハイレイク簡体字表記:环青海湖国际公路自行车赛)が毎年開催されている。このレースは世界で最も高所を走る自転車レースである。

関連項目