雪国まいたけ

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株式会社雪国まいたけ(ゆきぐにまいたけ、テンプレート:Lang-en-short )は、主にマイタケを始めとするきのこの栽培、及びそれらを材料とした加工食品健康食品を製造・販売する企業である。きのこ以外にはモヤシの栽培や納豆の製造・販売も行っている。

沿革

  • 1975年昭和50年)8月 - 「大平もやし店」を創業。
  • 1982年(昭和57年)2月 - まいたけ栽培開始。
  • 1983年(昭和58年)7月 - 「株式会社雪国まいたけ」設立。マイタケの生産を開始(日産350kg)。
  • 1986年(昭和61年) - 本社を南魚沼市余川に新築。
  • 1987年(昭和62年)3月 - 東京営業所を開設。
  • 1994年平成6年)3月 - 新潟証券取引所地域産業育成部へ上場。
  • 2000年(平成12年)3月 - 新潟証券取引所と東京証券取引所の合併により東京証券取引所市場第2部に株式を上場。証券コードは1378。
  • 2006年(平成18年)2月10日 - 五泉バイオセンター内コージェネレーション発電事業への参加。[1]
    • 4月14日 - 中国における「えのき茸事業」推進で、「上海雪国高榕生物技術有限公司」を設立。[2]
    • 7月19日 - タカラバイオ株式会社と業務提携契約を締結。[3]
    • 10月、「YUKIGUNI MAITAKE Corporation of America」を設立。米国へ初の海外進出。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月12日 - 吉林省長春市に合弁会社を設立し、えのき茸の生産施設を建設。[4]
    • 7月22日 - 関連子会社タナベ雪国アソシエイツ株式会社を解散及び清算。[5]
  • 2009年(平成21年)2月10日 - 大和ハウス工業と資本・業務提携を締結。[6]
    • 2月16日~17日 - 新潟県を訪問した秋篠宮文仁親王・同妃紀子が雪国まいたけ第3バイオセンター視察[7]
    • 3月16日 - 中国におけるエリンギ事業を開始(上海雪榕生物技術有限公司)[8]
    • 8月17日 - 現地法人を設立。「成都雪国高榕生物科技有限公司」(四川省都江堰市川蘇工業園区)[9]
  • 2013年(平成25年)
    • 11月5日 - 金融商品取引法違反で大平喜信社長が辞意表明(不適切な会計処理が行われていた可能性があることが判明したため)[1][2]
    • 11月22日 - 社長に星名光男取締役が就任。大平喜信社長は顧問に退く[3][4]
  • 2014年(平成26年)

主な製品

  • 雪国まいたけ
  • 白まいたけ
  • 雪国えりんぎ
  • 雪国ぶなしめじ
  • 雪国もやし
  • 雪国大粒丹波しめじ
  • 雪国本しめじ
  • 雪国やさい革命(野菜炒め用カット野菜)

役員

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関連会社

  • ㈱雪国商事
  • ㈲今町興産
  • ㈱雪国バイオフーズ
  • ㈱トータク
  • 雪国舞茸(長春)生物技術有限公司
  • 青島東冷食品有限公司
  • ユキグニマイタケコーポレーションオブアメリカ
  • ユキグニマイタケマニュファクチャリングコーポレーションオブアメリカ

グラミン銀行との合弁会社の設立

  • 2010年(平成22年)10月9日 - バングラデシュに合弁会社「グラミン・雪国まいたけ」を設立。日本でのモヤシ生産に適した大粒の豆は雪国が購入し、農業で1500人程度の雇用が見込まれ、輸入しない小粒の豆はバングラデシュ国内で販売の仕事・収入も生まれる[10]
  • 2010年(平成22年)10月12日 - 日本食糧新聞社が制定する2010年度(平成22年度)第19回食品安全安心・環境貢献賞を受賞。

コマーシャル

1990年代後半からの、郷ひろみによるテレビコマーシャルで、一気に知名度が上がった。

2006年(平成18年)からははなわによる「雪国もやし」のテレビコマーシャルを放映開始。ベースを弾き語りながら「メチャメチャ高いからみんな絶対買うなよ」(第二段として「めちゃめちゃ高いからみんな全然売れねぇんだ」もある)とコメディ風に呼びかける異色の内容である。なお、はなわがCMの最後に「高いよ」と視聴者に語りかけるように言う部分は、後に「雪国、雪国、雪国もやし」と製品名を連呼する形に差し替えられた。

2009年(平成21年)からの『雪国やさい革命』のコマーシャルでは「メチャメチャやすい」とアピールしている。

なお、高いと唄われている「高さ」とは、この商品の値段ではなく、この商品に対する理念のことである[11]

また、「やすい」も値段ではなく、使い勝手のし易さという意味である。

2011年(平成23年)の東日本大震災福島第一原子力発電所事故)以降は郷ひろみを再び起用。独自の放射性物質検査を行い、安全・安心をアピールするものとなっている。

関連項目

脚注

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  2. テンプレート:Cite news
  3. テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite news
  5. テンプレート:Cite news
  6. テンプレート:Cite news
  7. テンプレート:Cite news
  8. テンプレート:Cite news
  9. テンプレート:Cite news
  10. 時事ドットコム 2010/10/09
  11. 雪国もやしの『高い理念』とは?

外部リンク

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