長野たかし

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テンプレート:Infobox Musician 長野たかし(ながの-)は、シンガーソングライターベーシスト、子ども向け劇団主宰者。本名の長野隆や「長野隆史」でも活動。生年月日非公表。

経歴

ベーシストとして

高石友也のバッキングバンドのベーシストとしてプロデビュー。高石が関わっていたフォークキャンプに集まった若いフォーク・シンガーから編成された音楽ユニット「フォークキャンパーズ」にも参加する[1]五つの赤い風船のベーシストとして、ザ・フォーク・クルセイダーズらとツアーを回り、ツアー先のホテルで1968年3月発売の「悲しくてやりきれない」を加藤和彦が完成させた直後の状況を目撃する。ザ・フォーク・クルセイダーズの「イムジン河」が発売中止となった後、松山猛の訳詞を残そうと、1969年2月に松山猛・平沼義男・芦田雅喜の3人によって結成されたフォークグループ、ミューテーション・ファクトリーのレコーディングの際、ベースを担当[2]

レコードデビュー

1974年8月10日、フォークキャンプ時代の知り合いだった豊田勇造とともに、アルバム『豊田勇造 長野隆ライブ』(エレックレコード)でレコードデュー。豊田勇造らのベースを担当。金森幸介・太田ぼうの「I.M.O.バンド」、越智友嗣の「おちゆうじとニューベルツ」にも参加し、ソングライター、ボーカリストとしても活躍。

子ども向け番組に出演

その後、子供向けバンドを結成。幼稚園や小学校での公演活動を展開。これを知ったNHK教育テレビ学校放送番組「たのしいきょうしつ」のテレビディレクターが番組への出演を誘い、1977年から1983年にかけて、番組の出演者、スタッフとして参加[3]

劇団公演の傍らライブ活動

現在は、人形などを使った子ども向けの劇団を結成して全国の幼稚園、小学校などでの出張公演に取り組む傍ら、ソロミュージシャンとして各地でライブ活動を続けている。

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外部リンク

主催する劇団サイト

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  1. 「1960年代の終り、フォーク・キャンパーズというグループがあった」 ウェブログ「ナカガワゴロウの世界」2005年2月6日付中川五郎オフィシャルサイト内
  2. インターネット放送「ヒポポでドキドキ!」での本人証言 2009年10月21日放送分
  3. 養護学校向け番組歴代出演者、ETVデータベース内