長崎総合科学大学

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テンプレート:Infobox 長崎総合科学大学(ながさきそうごうかがくだいがく、テンプレート:Lang-en)は、長崎県長崎市網場町536番地に本部を置く日本私立大学である。1965年に設置された。大学の略称は長総大(ちょうそうだい)。地元では、総科大(そうかだい)とも呼ばれている。

長崎県長崎市キャンパスがあり、附属高等学校として「長崎総合科学大学附属高等学校(普通科)」がある。キャンパスは大別して二つあり、山側にグリーンヒルキャンパス(附属高等学校もこちら側)、海側にシーサイドキャンパス(長崎ペンギン水族館横)がある。シーサイドキャンパスは、旧長崎水族館を改築したもので長崎市「都市景観賞」を受賞している。前身は長崎造船短期大学であり、船舶工学関係に強みをもつ。2005年度に情報学部(知能情報学科、経営情報学科)を新設。

原子爆弾が落とされた町にあるということから、科学の平和利用を目的とした「平和文化研究所」が早くから設立されている。

沿革

旧・川南造船専門学校・長崎造船専門学校
旧・長崎造船短期大学
  • 1950年(昭和25年)
    • 3月14日 - 長崎造船短期大学の設置が認可される。
    • 4月1日 - 「長崎造船短期大学」が開学。造船科(造船専攻・機械専攻)を設置。初代学長には安達一造が就任。
  • 1951年(昭和26年)3月6日 - 財団法人長崎造船短期大学から学校法人長崎造船短期大学に法人組織を改編。
  • 1961年(昭和36年)
    • 5月 - 香焼町から長崎市網場(あば)町に移転を開始。
    • 5月27日 - 大学1号館が完成。
  • 1962年(昭和37年)
    • 3月 - 長崎市網場町への移転を完了。
    • 4月1日 - 機械専攻から機械科が分離される。電気科を増設。
    • 4月15日 - 大学本館が完成。
旧・長崎造船大学
  • 1965年(昭和40年)
    • 3月20日 - 長崎造船大学の設置が認可される。
    • 4月1日 - 長崎造船大学が開学。4年制大学となる。工学部3学科(船舶工学科・電気工学科・建築学科)を設置。 初代学長には渡瀬正麿が就任。
    • 10月26日 - 大学5号館が完成。
  • 1966年(昭和41年)4月4日 - 大学6号館が完成。
  • 1968年(昭和43年)
    • 4月1日 - 機械工学部を設置。
    • 4月11日 - 大学7号館が完成。
  • 1969年(昭和44年)1月9日 - 清水ヶ丘寮(男子寮)が完成。
  • 1971年(昭和46年)4月14日 - 創立30周年を記念して大学9号館が完成。
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 管理工学科を設置。
  • 1973年(昭和48年)4月20日 - 大学10号館(附属図書館等)が完成。
  • 1976年(昭和51年)4月1日 - 大学院 (工学研究科 修士課程 2専攻(構造工学専攻・流体工学専攻))を設置。
  • 1977年(昭和52年)
長崎総合科学大学
  • 1978年(昭和53年)
    • 4月1日 - 留学生を対象とした別科日本語研修課程を設置。
    • 7月5日 - 「長崎総合科学大学」(現在名)と改称。
    • 12月18日 - 友生寮(女子寮)を開設。
  • 1979年(昭和54年)9月15日 - テンプレート:Flagicon 中国哈爾浜船舶工程学院(現・哈爾浜工程大学)と学術交流友好協力関係を樹立。
  • 1980年(昭和55年)10月1日 - 地域経済研究所を開設。
  • 1981年(昭和56年)4月1日 - 工学基礎センターを開設。
  • 1983年(昭和58年)4月1日 - 機械工学科に情報制御工学コースを開設。工学研究所を開設。環境科学研究所と地域経済研究所を統合し、地域科学研究所を開設。
  • 1984年(昭和59年)
    • 4月1日 - 船舶工学科海洋コースと電気工学科電子工学コースを設置。
    • 9月5日 - 大学新1号館が完成。
  • 1985年(昭和60年)3月9日 - 大学15号館(船舶試験水槽実験棟)が完成。
  • 1988年(昭和63年)
    • 3月31日 - 大学17号館(情報科学センター)が完成。
    • 4月1日 - 工学基礎センターと電算機センターを統合し、情報科学センターを開設。
  • 1989年(平成元年)4月1日 - 船舶工学科システム情報コースを設置。
  • 1990年(平成2年)12月21日 - 船舶科・電気科・建築科・管理工学科において期間付入学定員の変更が認可される。
  • 1991年(平成3年)12月20日 - 機械工学科において期間付入学定員の変更が認可される。
  • 1995年(平成7年)8月 - 学内総合ネットワークLAN)を敷設。
  • 1997年(平成9年)4月1日 - 工学研究科(大学院)に環境計画学専攻と電子情報学専攻を設置。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 海洋スポーツ文化センターを開設。

            5月 - 集団赤痢が発生する

  • 1999年(平成11年)7月21日 - 電気工学科を電気電子情報工学科に、管理工学科を経営システム工学科に改称。
  • 2000年(平成12年)
  • 2001年(平成13年)4月1日 - 人間環境学部環境文化学科を設置。2学部体制となる。
  • 2002年(平成14年)
    • 3月20日 - 旧長崎水族館を改装し、人間環境学部校舎(シーサイドキャンパス)とする。
    • 4月1日 - 大学院工学研究科博士課程総合システム工学専攻を設置。新技術創成研究所を開設。
  • 2003年(平成15年)2月11日 - テンプレート:Flagicon 韓国・嶺南理工大学と交流協力協定を締結。
  • 2004年(平成16年)
    • 4月 - 学術フロンティアセンターを開設。
    • 6月8日 - テンプレート:Flagicon 韓国・学校法人仁徳学園と交流協力協定を締結。
    • 7月1日 - 学生生活支援センターを開設。
  • 2005年(平成17年)
    • 2月28日 - テンプレート:Flagicon 韓国・巨済大学と交流協力協定を締結。
    • 3月3日 - テンプレート:Flagicon 中国・天津理工大学と交流協力協定を締結。
    • 4月1日 - 工学部機械工学科情報制御工学コースと経営システム工学科を統合・改組の上、情報学部知能情報学科・経営情報学科を設置。3学部体制となる。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - 大学院工学研究科修士課程の構造工学専攻と流体工学専攻を統合して、生産技術学専攻を設置。工学研究センターを新技術創成研究所に統合。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月1日 - 工学部電気電子情報工学科を電気電子工学科に改称。医療電子コースを設置。
    • 6月20日 - 長崎市と産業振興に係る連携協定に調印。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月1日 - 工学部基礎教育センター・共通教育センター・言語教育センターを統合し、共通教育センターに改称。
    • 8月1日 - 産官学連携センターを開設。
  • 2009年(平成21年)
    • 4月1日 - 工学部建築学科と人間環境学部環境文化学科を改組し、環境・建築学部人間環境学科および建築学科を設置。
    • 4月5日 - 大学生専用スクールバス(長崎線・諫早線)の運行を開始。
  • 2010年(平成22年)
    • 4月1日 - 学習支援センターを開設。
    • 6月22日 - 長崎県と人材育成の連携協力協定を締結。
    • 10月12日 - 長崎県中小企業団体中央会と産学連携に関する包括協定を締結。
  • 2012年(平成23年)4月1日 - 環境・建築学部建築学科住居学コースを環境・建築学部建築学科住居デザインコースへ改称。

教育研究組織

学部

3学部(2012年(平成24年)4月時点)

大学院

学生生活

体育会
  • 弓道部
    1980年代後半に全日本学生弓道選手権(当時武道館開催)では決勝へ進出した。


著名な出身者

脚注

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 読みは「かわなみ」。