釧路湿原国立公園

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釧路湿原国立公園(くしろしつげんこくりつこうえん)は、北海道東部にある国立公園である。1987年7月31日に指定された[1]。日本で第28番目の国立公園である。

釧路湿原は、面積は19,357 haにおよぶ、日本一大きな湿原である。1980年日本がラムサール条約に加盟する際に最初に登録した湿地。一部が農地化されるなど開発も行われたものの、1967年湿原そのものが国の天然記念物に指定されている[2]。そのため立入が厳しく制限されており、北海道で最も、開発が進む前の北海道らしい景観を維持できている。国立公園の面積は、26,861 haである。

ヨシ・スゲ・ミズゴケ湿原やハンノキ林、曲がりくねった河川や湖沼群など様々な環境を含んでいる。タンチョウイトウ、キタサンショウウオやエゾカオジロトンボといった貴重な野生動物の宝庫である。

ファイル:Kushiro river01.jpg
釧路川のカヌー下り

関係市町村

ビジターセンター

利用者数は2008年(平成20年)[3]

センター名 設置者 所在地 利用者数(人)
温根内ビジターセンター 環境省 北海道阿寒郡鶴居村温根内 41,238
塘路湖エコミュージアムセンター 北海道川上郡標茶町塘路原野 14,784

脚注

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関連項目

外部リンク

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  2. 1967年(昭和42年)7月6日文化財保護委員会告示第51号「天然記念物釧路湿原を指定する件」
  3. 環境省自然ふれあい推進室"テンプレート:PDFLink"自然公園等利用者数調(2013年3月16日閲覧。)