酒井雄二

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テンプレート:Infobox Musician 酒井 雄二(さかい ゆうじ、1972年10月5日 - )は、日本ミュージシャンで、男性ヴォーカルグループゴスペラーズのメンバーである。

愛知県刈谷市出身。愛称:UZY、酒井さん。身長179cm、体重65kg。

略歴

愛知県立刈谷高等学校を卒業後、一浪し1992年早稲田大学第一文学部社会学専修に入学。

早稲田大学アカペラサークル「Street Coner Synphony」で村上てつや黒沢薫と出逢う。

1994年、メンバー入れ替えによって「ゴスペラーズ」の一員となり、同年12月、在学中にメジャーデビューを果たす。

2006年4月より、NHK俳句番組で詠み人として、ナレーションを担当する。

2006年に鈴木雅之佐藤善雄桑野信義らと「ゴスペラッツ」として村上てつやと共にデビュー。

2007年3月、サンシャインシティ内のコニカミノルタプラネタリウム満天のプラネタリウム番組「南十字星に魅せられて〜ゴスペラーズが奏でるオーストラリア〜」にてナレーションを担当。2009年3月にも同プラネタリウムにおいて「ゴスペラーズ 星と大地のハーモニー」でナレーションを担当した。

2007年4月7日から2008年3月15日まで、JFN系列全国38局ラジオ番組On the Albumのメインパーソナリティーを村上てつやと共に務めていた。

エピソード

  • クリアな声質(北山陽一がテナー音域で歌う曲の一部(特に「金色の翼」)ではベースを担当することがある)だが、独学で学んだHBBや、トーキング・モジュレーター(トークボックス)、ヴォコーダー等を巧みに扱い作曲活動を行う。
  • また、作詞の方ではを踏んだり言葉の"音"を意識したり、言葉遊びの要素が含まれていることが多い。
  • 1,2,3 for 5」以降、「愛のシューティング・スター」「冬響」「ギリギリSHOUT!!」などSOUL色の強い曲を多く作っている。マイケル鶴岡氏の振り付けとともに、ファンの人気が高い。
  • 彼自身が尊敬する14 KARAT SOULにアカペラ曲「こういう曲調好き」を提供(14 KARAT SOUL『Take me back』の6曲目「That Kinda Song」として収録されている)。
  • スモーキー・ロビンソン&ミラクルズの「LOVE MACHINE」をカバーしメインヴォーカルを担当。しかし、ライヴでは酒井ではなく「Mr.ラヴマシーン」という謎のヒーローが登場し、派手なコスチュームで様々なパフォーマンスを披露しながら歌い上げて去ってゆく。「変装した酒井本人なのでは?」という説があるが、その正体は未だ謎のままである(ゴスペラーズライヴDVD「G10」「15周年漂流記"秋冬"」参照)。
  • NHK総合の音楽番組『ポップジャム』の企画で、肺活量5750ccを記録し、企画自体を終了に追いやった。
  • デビューしてから髪型が何度か大きく変わっている。2008年現在、これまでよりも比較的短いヘアスタイルになっている。
  • 声を使った仕事も多い。サンシャインシティプラネタリウムでナレーションを務めたり、NHK俳句で詠み人を務めたり、ゴスペラーズのテレビCMのナレーションも務めている。
  • 大学時代、「声を生かした仕事がしたい」とアナウンサー試験を検討していたところ、サークルの先輩である村上にゴスペラーズへの加入を誘われたため、ナレーションの仕事が来た時は嬉しかったという。
  • 実家は梨農園を経営している。本人も大学時代に梨の直売などを手伝っていた。
  • 年の離れた兄と姉がいる(兄は青年海外協力隊にいたことが「スコブルイー」で語られている)。
  • 絵が得意で、音楽雑誌『Gb』で「スコブルイー」という漫画を連載していたことがある。自分自身の身近な出来事を綴った漫画で、単行本化している。筆ペンで書く味のある絵が特徴。
  • 中学生の頃は生徒会会長を、高校生の頃は生徒会副会長を務めていた。

レギュラー番組

  • NHK俳句(2006年4月より、詠み人として出演。俳人の石田波郷の特集では、ナレーションと波郷の声を担当した)
  • On the Album(JFN)

書籍

外部リンク

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