西鉄新宮駅
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テンプレート:駅情報 西鉄新宮駅(にしてつしんぐうえき)は、福岡県糟屋郡新宮町下府5丁目にある西日本鉄道貝塚線の駅。同線の終着駅である。
歴史
- 1925年(大正14年)7月1日 - 博多湾鉄道汽船の新宮港駅として開業。
- 1942年(昭和17年)9月19日 - 博多湾鉄道汽船が九州電気軌道(のちの西日本鉄道)に合併される。
- 1950年(昭和25年)5月15日 - 西鉄新宮駅に改称。
- 1978年(昭和53年)- 駅舎改築。
- 2007年(平成19年)4月1日 - 当駅~津屋崎間の廃止により、貝塚線の終着駅となる。
駅構造
1面2線のホームを持つ地上駅。宮地岳線の部分廃止前は当駅でCTC設備が管理されており、保線機械の留置線もあった。2007年4月1日の宮地岳線の部分廃止当日に津屋崎方に車止めが設置された。
- のりば
1・2 | テンプレート:Color貝塚線 | 貝塚方面 |
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利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は1,320人である。各年度の1日平均乗車および乗降人員は下表のとおり[1]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
1996年 | 1,430 | 2,781 |
1997年 | 1,318 | 2,611 |
1998年 | 1,225 | 2,422 |
1999年 | 1,123 | 2,270 |
2000年 | 1,030 | 2,126 |
2001年 | 962 | 1,984 |
2002年 | 959 | 1,915 |
2003年 | 866 | 1,738 |
2004年 | 819 | 1,638 |
2005年 | 800 | 1,600 |
2006年 | 792 | 1,581 |
2007年 | 833 | 1,664 |
2008年 | 863 | 1,729 |
2009年 | 860 | 1,721 |
2010年 | 690 | 1,381 |
2011年 | 656 | 1,314 |
2012年 | 660 | 1,320 |
駅周辺
2010年3月13日に新宮中央駅が開業するまでは新宮町で唯一の鉄道駅であった[2]、新宮町役場への最寄り駅でもあるが、新宮町の中心市街地は福岡市との境界部付近である福工大前駅周辺地域に形成されている。また並行する国道495号から600mほど離れていることもあって、駅周辺は住宅があるのみで閑静である。駅に隣接して無料の駐輪場がある。
宮地岳線の部分廃止後、2007年4月末までに代替バス発着場の舗装が完了し、簡易ではあるが一般用の車のロータリーも整備された[3]。
駅周辺の施設
- 新宮町役場 - 駅前の旧・宮地岳線に並行する道路を津屋崎方向へ歩き、交差点で右折。東へ約1km。
- 福岡県立新宮高等学校 - 町役場と同じルート(在校生は新宮ロードと呼んでいる)で歩く。東へ約900m。
- 福岡県立福岡養護学校 - 国道495号線沿い。東へ約900m。
- 新宮町立新宮中学校 - 東へ約600m。
- 新宮町立新宮小学校 - 南東へ約750m。
- 新宮浜簡易郵便局 - 西へ約400m。
バス路線
- テンプレート:Color 5 宮地岳線代替 津屋崎橋行き
新宮町コミュニティバス「マリンクス」のバス停有り。
その他
- 駅到着前の車内では、車内放送に先立ちチューリップの『サボテンの花』のオルゴールチャイムを鳴らしていたが、車内アナウンスの変更により、「ピンポーン」という音に変更された。
- 2011年現在、貝塚線の駅で唯一福岡市地下鉄との乗り継ぎ割引が適用されないので注意。
- 列車が折り返し待ちをする際、発車まで時間がある場合には、貝塚方先頭車前側の扉のみが解放される。到着・発車前には全扉の開閉が行われる。
隣の駅
- 西日本鉄道
- テンプレート:Color貝塚線
- 三苫駅 - 西鉄新宮駅
- テンプレート:Color宮地岳線(廃止)
- 西鉄新宮駅 - 古賀ゴルフ場前駅