西城町

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テンプレート:Infobox 西城町(さいじょうちょう)は、かつて広島県比婆郡におかれていた

2005年3月31日庄原市甲奴郡総領町、比婆郡口和町高野町東城町比和町と新設合併し、庄原市となった。

町名の由来

戦国時代この地域の領主だった宮氏は五本竹(五品嶽)城(庄原市東城町東城)と大富山城(庄原市西城町入江)を築いたが、前者を東城、後者を西城と呼称したことにちなむ。

地理

河川

  • 立烏帽子山(標高1,299m)
  • 池ノ段(標高1,279.5m)
  • 比婆山(標高1,264m)
  • 竜王山(標高1,255.8m)
  • 毛無山(福田頭、標高1,252.7m)
  • 烏帽子山(標高1,225.1m)
  • 猫山(標高1,195.4m)
  • 井西山(標高1,186.6m)
  • 毛無山(標高1,143.7m)
  • 三国山(標高1,003.9m)

隣接していた自治体

沿革

  • 5世紀 - 古墳横穴墓が、つくられる。
  • 1898年2月10日 - 西城村が町制施行して西城町(初代)になる。
  • 1898年10月1日 - 恵蘇・奴可・三上各郡が統合して比婆郡が成立したことに伴い西城町及び美古登・八鉾両村は比婆郡に属する町村になる。
  • 1942年2月11日 - 西城町(初代)と美古登村が対等合併して西城町(2代)が成立する。
  • 1953年12月1日 - 地理的事情により八鉾村油木字三井野の一部を島根県仁多郡八川村(現:奥出雲町)に割譲する。
  • 1954年3月31日 - 西城町(2代)と八鉾村が対等合併して西城町(3代)が成立する。
  • 2005年3月31日 - 庄原市(初代)と甲奴郡総領町、比婆郡の全5町が対等合併して成立した庄原市(2代)に移行したことに伴い消滅する。同時に比婆郡も106年半の歴史に終止符を打つ。

産業

農業が主産業。名産品としては牛やしいたけ、柿がある。

大字

  • 入江(いりえ)
  • 大佐(おおさ)
  • 大屋(おおや)
  • 熊野(くまの)
  • 栗(くり)
  • 高尾(こうお)
  • 西城(さいじょう)
  • 中迫(なかざこ)
  • 中野(なかの)
  • 八鳥(はつとり)
  • 小鳥原(ひととばら)
  • 平子(ひらこ)
  • 三坂(みさか)
  • 油木(ゆき)

教育

小学校

  • 西城町立西城小学校
  • 西城町立小鳥原小学校
  • 西城町立美古登小学校

中学校

  • 西城町立西城中学校

高等学校

交通

鉄道

JR芸備線とJR木次線が通っており、町内には以下の施設がある。

道路

名所・旧跡

  • 道後山スキー場
  • スノーリゾート猫山スキー場
  • 道後山高原クロカンパーク
  • 広島県県民の森スキー場
  • 蓮照寺のしだれ桜

備考

  • 広島県には1974年までもう一つ「さいじょうちょう」と読む自治体があったが、そちらは「西条町」(現:東広島市)と表記する。

関連項目