荻野真

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テンプレート:Infobox 漫画家 テンプレート:Sidebar with collapsible lists 荻野 真(おぎの まこと、男性)は、日本漫画家岐阜県出身。

岐阜県立恵那高等学校卒業、名古屋大学理学部中退。在学中は漫画研究会に所属しており、先輩に森博嗣がいた。デビュー作で長期連載となった『孔雀王』は「宗教漫画ブームのはしり」と称され[1]密教神道などをモチーフとしたオカルト風アクション漫画家で知られる。また、『ALGO』『小類人』など、SFをモチーフとした作品も手がけている。

作品

連載中の作品

連載終了作品

  • ALGO!(全3巻)
  • 孔雀王(全17巻、文庫版全11巻)
    • 孔雀王退魔聖伝(全11巻、文庫版全7巻)※孔雀王の第二部。
    • 孔雀王曲神記(全12巻)※孔雀王の第三部。
  • 夜叉鴉(全10巻、文庫版全6巻)
  • 小類人(全7巻)
  • 拳銃神(全9巻)
  • おぼこ(全1巻)
  • 怨霊侍(全3巻)
  • 15の春(全1巻)
  • サルビアの海(1巻)
  • 暁星伝奇 真魚(単行本未収録)※空海の俗人時代を描いた作品

アシスタント

盗作問題

『孔雀王』の連載時、夢枕獏が自作の小説『サイコダイバー・シリーズ』の盗用を指摘して問題になった。当事者間で話し合いが持たれ、荻野と担当編集者が謝罪、さらに『孔雀王』の単行本に「参考文献」として同作の名を挙げることで事態は沈静化した。この経緯については、『サイコダイバー・シリーズ』の後書きでも言及されている。

出典

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外部リンク

  • 夜叉烏6巻 集英社1995年刊