芹川 (滋賀県)

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テンプレート:Infobox 河川 芹川(せりがわ)は、滋賀県東部(湖東地域)を流れる淀川水系一級河川。「善利川」とも表記される。

地理

ファイル:Serikawa keyaki-michi in 2013 fall.JPG
彦根市街の川岸は遊歩道として整備されている。

鈴鹿山脈北端の霊仙山(標高1,084m)を源とし、多賀町の山間部を南西に流れる。多賀大社付近で湖東平野に出ると共に北西へ流れを転じ、彦根市市街地の南を潤しつつ琵琶湖へ注ぐ。現在の彦根市内の流路は、彦根城の城下町建設に際して1603年慶長8年)に井伊直継が付け替えたもので、それ以前は現在の彦根市街を縦断して松原内湖に注いでいた。この付け替えによって城下町建設の用地が確保され、また芹川は城下町の南の防衛線となった。1634年寛永11年)には南側へ8半(約15m)拡幅されている。付け替え以来、護岸のため芹川の両岸にはケヤキエノキサクラなどが植えられ、地元住民の散歩道や観光名所として親しまれている。

流域の自治体

滋賀県
犬上郡多賀町彦根市

流域の名所など

外部リンク

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