能勢電鉄日生線

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|} 日生線(にっせいせん)は、兵庫県川西市山下駅から兵庫県川辺郡猪名川町日生中央駅までを結ぶ能勢電鉄鉄道路線

川西市・猪名川町の両市町にまたがる地域に、日本生命保険新星和不動産が開発した日生ニュータウンへのアクセスのために建設された。路線の約34%がトンネルとなっている。それ以外の部分の大半は高架線で、踏切は1つもない。

路線データ

  • 路線距離(営業キロ):2.6km
  • 軌間:1435mm
  • 駅数:2駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線電化(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式

運行形態

山下駅で妙見線に乗り入れて川西能勢口駅に直通する列車と、妙見線妙見口 - 川西能勢口間で運行されている列車に接続する線内折り返し列車(主に2両編成、たまに4両編成)が、交互に運行されている。平日朝夕のラッシュ時には、阪急宝塚線直通の特急「日生エクスプレス」が日生中央 - 川西能勢口 - 阪急梅田間に運転され、日生エクスプレスの運行の無い土曜日には、川西能勢口行きのみ日生急行が運行されている。日生エクスプレスを除く全ての列車がワンマン列車である。

日生中央駅南方にある山の原ゴルフクラブで開催されるつるやオープンゴルフトーナメントの開催期間中において、臨時ダイヤを組むことがある。

歴史

  • 1978年(昭和53年)12月12日 - 山下 - 日生中央間が開業。
  • 1995年平成7年)3月26日 - 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧。
  • 1997年(平成9年)11月16日 - ダイヤ改正。最高速度を60km/hから80km/hに向上。特急「日生エクスプレス」を新設(翌日から運行開始)。平日日中および土休日にワンマン運転を開始[1]
  • 2000年(平成12年)6月4日 - 平日夕方においてワンマン運転を開始[1]
  • 2003年(平成15年)5月6日 - 平日朝においてワンマン運転を開始。
  • 2013年(平成25年)12月21日 - 全駅に駅ナンバリング導入。

駅一覧

  • 全駅兵庫県に所在。
  • 特急日生 …特急「日生エクスプレス」:平日朝に日生中央発阪急梅田行き、平日夕方に阪急梅田発日生中央行きを運転
  • 日生急行:土曜朝に川西能勢口行きのみ運転
  • 普通列車は各駅に停車するため省略
凡例
●:停車
駅番号 駅名 営業キロ 日生急行 特急日生 接続路線 所在地
直通運転区間 山下駅から
○日生急行…妙見線川西能勢口駅まで
○特急「日生エクスプレス」…阪急宝塚本線梅田駅まで
NS10 山下駅 0.0 能勢電鉄:妙見線 川西市
NS21 日生中央駅 2.6   川辺郡猪名川町

川西能勢口 - 山下間の停車駅は能勢電鉄妙見線を参照。

新駅計画

日生線建設当時、土地を提供した一庫自治会が日生中央 - 山下間に駅の設置を要望しており、1985年には早期開発を目指すとする協定書を締結したものの、利用客が見込めないことから断念されている[2]。2008年12月10日には川西市議会で再び新駅設置の計画が発表されている[3]

延伸計画

ファイル:The end of Nissei-chuo stn.jpg
日生中央駅の留置線末端部

日生中央駅ホームを過ぎると2本の留置線がある。この留置線を本線とし、更に猪名川パークタウンまで延伸する計画案がかつてあったものの、環境問題などから頓挫しているテンプレート:要出典

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

  • 1.0 1.1 『能勢電鉄100年史』 能勢電鉄株式会社、2008年、49頁。
  • 動き始めた新駅計画 能勢電鉄「日生中央-山下」間 神戸新聞 2008年12月11日
  • 「日生中央駅と山下駅の間に新駅 能勢電鉄が計画」 asahi.com