美袋駅
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美袋駅(みなぎえき)は、岡山県総社市美袋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)伯備線の駅である。難読駅名として知られている。
- 2014年1月14日にKSBスーパーJチャンネル(18時代)にて「小さな駅の1日」と題して、10分間の特集が放送された。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は単式ホームの1番のりば側にあり、島式ホームの2・3番のりば側へは跨線橋で連絡している。風格ある古い木造瓦葺きの駅舎が特徴である。
かつては簡易委託駅であったが、2007年(平成19年)に完全な無人駅となった。現在は倉敷駅が管理している。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。ICOCAチャージ機能付きの自動券売機および、簡易型の自動改札機が設置されている。便所は新しく作り直され、男女別になっている。
駅舎は2007年(平成19年)12月7日に登録有形文化財に指定されている。駅舎は、伯備線倉敷 - 美袋間が開通した1925年(大正14年)に建てられた。木造平屋(79平方メートル)でセメント瓦葺きの切妻屋根、外壁に木板を重ねた構造が特徴。窓や入り口の建具をアルミサッシに変更した以外は、ほぼ建築当初の姿を保っている。1985年(昭和60年)から総社市が管理。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color伯備線 | 下り | 新見・米子方面 | |
2・3 | テンプレート:Color伯備線 | 上り | 倉敷・岡山方面 | 2番のりばは特急待避時のみ |
下り本線は1番のりば、上り本線は3番のりば。2番のりばは上下共用の待避線(中線)であり、下り列車の発着も可能であるが、2007年(平成19年)8月時点、当駅で待避を行う下り列車は設定されていない。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 390 |
2000 | 368 |
2001 | 348 |
2002 | 318 |
2003 | 320 |
2004 | 300 |
2005 | 305 |
2006 | 297 |
2007 | 313 |
2008 | 310 |
2009 | 288 |
2010 | 294 |
2011 | 279 |
駅周辺
- 総社市役所昭和出張所(旧・昭和町役場)
- 美袋郵便局
- 総社市立昭和中学校
- 総社市立昭和小学校
- 国道180号
- 岡山県道193号美袋停車場線
歴史
- 1925年(大正14年)5月17日 - 伯備南線の宍粟駅(現・豪渓駅) - 美袋駅間延伸時に、終着駅として開業。
- 1926年(大正15年)6月20日 - 伯備南線が木野山駅まで延伸。途中駅となる。
- 1928年(昭和3年)10月25日 - 伯備南線が伯備線に改称され、当駅もその所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2007年(平成19年)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color伯備線