絹延橋駅

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絹延橋駅(きぬのべばしえき)は、兵庫県川西市にある能勢電鉄妙見線である。

歴史

駅構造

相対式2面2線のホームを持つ地上駅

改札などは川西能勢口駅行きホーム側の南側に設置されている。両ホームの行き来は改札の近くにある構内踏切によって行う。トイレは改札口を入ったところに古く小さな男女兼用のものが設置されている。改札口の高さからホームまでは6段の階段を昇降することになり、スロープの設置などはされていないが、2段式手摺が設置されている。川西能勢口駅行きホームにのみ待合室が設置されている。ホームは6両分の有効長があるが、現在は4両編成の列車しか停車しないため、南側寄りに停車する。

ホームの壁に「絹の舞い」をイメージした塗装がされている。

のりば
(西側) テンプレート:Color妙見線 山下妙見口日生中央方面
(東側) テンプレート:Color妙見線 川西能勢口宝塚梅田方面

※のりば番号は設定されていない。

かつては当駅の西側、現在川西市営絹延団地となっている場所に絹延橋車庫が置かれていた[2]

駅周辺

当駅は兵庫県川西市と大阪府池田市との府県境付近に位置しており、東に50メートルほど行くと駅名の由来になった絹延橋がある。橋は川の拡幅工事と堤防のかさ上げのため2010年7月6日に新橋に架け替えられた。橋がかかる猪名川は多くの地点で府県境となっているが、この駅の付近だけ駅と橋の間にある小さな川が府県境となっている。この川には以前は「絹延小橋」という小さな橋が架かっていたが、絹延橋の架け替えに伴う道路拡張に伴い、道路部分が暗渠化されて絹延小橋は姿を消している。また駅前の道路も、踏切から東側の拡幅は完了している。

「絹延」とは、272年応神天皇3年)にから移り住んだ工女たちがこの地で機織・多色染めをする際、彼女らが猪名川の清流で織布を洗って河原で干したことから、その河原が「絹延の河原」と呼ばれるようになり、後にそれが地名に転化したものである。

隣の駅

能勢電鉄妙見線
テンプレート:Color特急「日生エクスプレス」・テンプレート:Color日生急行・テンプレート:Color妙見急行
通過
テンプレート:Color普通
川西能勢口駅 (NS01) - 絹延橋駅 (NS02) - 滝山駅 (NS03)

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 1.0 1.1 『風雪60年』 能勢電気軌道株式会社、1970年、139頁。
  2. 参考:1961年撮影の航空写真 - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院