禰寝清年

禰寝 清年（ねじめ きよとし、永正7年（1510年） - 永禄2年（1559年））は、戦国時代の大隅国の武将。禰寝氏（根占氏とも。後の小松氏）の第15代当主。子に重長。

生涯

永正7年（1510年）、誕生。

大隅国の有力な国人領主で、はじめ肝付氏に従った。島津忠良と島津実久が家督をめぐって争っていたとき、その和睦に奔走した。また、種子島氏とは長年縁戚関係であったが、種子島に鉄砲が伝わるころ（鉄砲伝来）は両者間で戦争も行われ、種子島氏の勢力が禰寝氏の前に一頓挫を来たすこともあった（禰寝（根占）戦争）。

永禄2年（1559年）、死去。

なお、清年時代に関わることが重長（重武とも史料に出る）に帰せられていることが多く、注意が必要がある。