神奈川県立麻溝台高等学校
神奈川県立麻溝台高等学校（かながわけんりつ あさみぞだいこうとうがっこう）は、神奈川県相模原市南区北里にある公立の高等学校。男女共学。旧相模原南部学区。自転車通学率は99%。赤、青、緑の学年色がある。北里大学と提携し1999年度より大学での聴講、大学病院でのボランティア、父母向け教養講座の聴講が可能。2004年度には麻布大学とも協定を結んだ。和泉短期大学とも協定を結んでいる。2002年にジャージのデザインが一新され、他校の生徒も着ているほどデザインが良く人気がある。自由な校風で知られていたが、近年学校規則が厳しい校風に変わってきている。また、行事ごとには熱く、かなり熱心に取り組んでいる。通称『麻高』。
沿革
志村農場の一部を譲り受け建設。 1974年4月開校（第一回入学式は神奈川県立厚木南高等学校で行われた。）
2004年に30周年を迎えた。
設置課程
平成15年度から学習指導要領改正により2学期制を導入し、授業1時間が45分、週2回7時間授業を実施している。
平成20年度より授業1時間が50分、週2回7時間授業時の午後の授業１時間が45分を実施している。
交通
学園祭
翔鵬祭 文化部門(文化祭)と体育部門(体育祭)に分かれていて、6月の終わりと9月初めに行われている。とくに体育部門での白虎、青龍、朱雀、玄武の四軍に分かれての『軍ダンス』は夏休み前から練習を行い、かなり完成度の高いパフォーマンスを披露する麻高最大のイベントである。曲選びから、ダンス制作、凝った衣装作りまで全て自分達で行う。卒業生はもちろん、周辺住民や他校生までもがダンスを観るために訪れるほど有名。昔は誕生月ごとに赤、青、桃、緑、黄、白の6軍に分かれていたが、生徒数の減少により、現在の4軍に統合され、当時話題だった高松塚古墳にちなみ四神の名称を当てはめた。
球技大会
年に2回行われる球技大会も毎回盛り上がっている。種目は前期がサッカー、バレーボール、卓球、後期がサッカー、ドッチボール、バスケットボール、卓球（雨天時はサッカーのチームでのバレーボールとなる。）。大会前から朝早く学校に登校し練習する姿も多く見られるほど気合が入る。当日は大体のクラスがお揃いのクラスTシャツを着て自分のクラスを応援する。
卒業アルバム
個人写真、4ページのクラス写真とは別に、仮装をして個人写真を撮るページが以前存在した。昔、アルバム業者のミスがあり、今後5年間は無料でページを付け加えるという契約によるものであった。
部活動
現在、野球部、サッカー部、ハンドボール部、バスケットボール部、空手道部、柔道部、バレーボール部、吹奏楽部、硬式テニス部、バドミントン部、バトン部、合唱部、ダンス部、陸上競技部、水泳部、文芸部、剣道部、インターアクトクラブ、茶道部、軽音楽部、山岳部などがある。神奈川県の公立高校で第5位の部活加入率を誇るほど部活動は盛んで、ほとんどの生徒が部活動に取り組んでいる。
頭髪チェック
毎回定期テストごとに頭髪チェックがあり、引っかかった場合黒染めを指示される。
主な出身者
その他
佐藤多佳子の小説「一瞬の風になれ」はこの高校の陸上部で取材した経験をもとに小説にしている。（2007年本屋大賞受賞）。 漫画は、マガジンSPECIAL（講談社）にて2007年7月号より連載中。作画は安田剛士。 作中に出てくる学校のグラウンドなどは本校を忠実に再現しており、学外も実在の場所を描いているとみられる。
