知床国立公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:国立公園・国定公園 テンプレート:Sister

ファイル:Goko Reflection.jpg
知床五湖と硫黄岳

知床国立公園(しれとここくりつこうえん)は北海道東部、知床半島周辺に位置する国立公園1964年6月1日指定[1]。面積38,636 ha。

概要

斜里郡斜里町目梨郡羅臼町にまたがる。ほぼ手付かずの原生林に覆われており、エゾシカキタキツネヒグマなどの獣、オオワシオジロワシシマフクロウなどの野鳥シロザケなどの川魚、ゴマフアザラシトドマッコウクジラシャチなどの海獣といった様々な生き物が数多く生息する。

知床五湖知床岬などで有名。また、1月から3月にかけて周辺の海岸は流氷で埋め尽くされることでも有名である。

歴史

縄文時代から人が住んでおり、遺跡も見つかっている。平安時代後期からはアイヌが居住していた。江戸時代末期には硫黄の採掘が始まった他、戦前から戦後にかけては、まとまった入植・開墾が進められたが、厳しい自然環境から人の定住は困難であり、開拓農家は次々とこの地を離れた。結果としてほぼ手付かずの自然が残されることになった。

2005年(平成17年)には国立公園とその周辺561 km²がユネスコ世界遺産に登録された。[2] テンプレート:See

主な景勝地

温泉

火山

ビジターセンター

利用者数は2008年(平成20年)[3]

センター名 設置者 所在地 利用者数(人)
羅臼ビジターセンター 環境省 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27 31,433

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:日本の国立公園
  1. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「kokuji」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. “知床その後 世界遺産登録3カ月 下 国と地方 環境保護へ連携課題”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2005年11月2日)
  3. 環境省自然ふれあい推進室"テンプレート:PDFLink"自然公園等利用者数調(2013年3月16日閲覧。)