知床国立公園
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知床国立公園(しれとここくりつこうえん)は北海道東部、知床半島周辺に位置する国立公園。1964年6月1日指定[1]。面積38,636 ha。
概要
斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる。ほぼ手付かずの原生林に覆われており、エゾシカ、キタキツネ、ヒグマなどの獣、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウなどの野鳥、シロザケなどの川魚、ゴマフアザラシ、トド、マッコウクジラ、シャチなどの海獣といった様々な生き物が数多く生息する。
知床五湖や知床岬などで有名。また、1月から3月にかけて周辺の海岸は流氷で埋め尽くされることでも有名である。
歴史
縄文時代から人が住んでおり、遺跡も見つかっている。平安時代後期からはアイヌが居住していた。江戸時代末期には硫黄の採掘が始まった他、戦前から戦後にかけては、まとまった入植・開墾が進められたが、厳しい自然環境から人の定住は困難であり、開拓農家は次々とこの地を離れた。結果としてほぼ手付かずの自然が残されることになった。
2005年(平成17年)には国立公園とその周辺561 km²がユネスコの世界遺産に登録された。[2] テンプレート:See
主な景勝地
温泉
火山
ビジターセンター
センター名 | 設置者 | 所在地 | 利用者数(人) |
---|---|---|---|
羅臼ビジターセンター | 環境省 | 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27 | 31,433 |
脚注
外部リンク
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」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません - ↑ “知床その後 世界遺産登録3カ月 下 国と地方 環境保護へ連携課題”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2005年11月2日)
- ↑ 環境省自然ふれあい推進室"テンプレート:PDFLink"自然公園等利用者数調(2013年3月16日閲覧。)