矢賀駅

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:駅情報 矢賀駅(やがえき)は、広島県広島市東区矢賀五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線である。

広島駅から当駅の間は新幹線車両基地への回送用の高架線と併走していて、新幹線(東京方面)の左側の車窓からその風景を見渡すことができる。

駅構造

島式ホーム1面2線を持つ列車交換の可能な地上駅である。駅舎は妻面に出入り口のある古くからのもので、ホームへは跨線橋で連絡している。トイレも古い建物であるが水洗式に改造されている。改札内外から利用可能。改札外側には、閉鎖されている個室がある。駅舎は線路の西側に位置し、イオンモール広島府中方面から向かう場合は、踏切を渡る必要がある。

広島駅が管理し、ジェイアール西日本広島メンテックが駅業務を受託する業務委託駅で、みどりの窓口が2007年(平成19年)7月26日から営業開始した。

ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。

矢賀駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color芸備線 上り 志和口三次方面
2 テンプレート:Color芸備線 下り 広島方面

※のりば番号は駅掲示時刻表、信号反応灯とも記載が無いが、ホーム上屋に設置してある案内掲示板に記載されている。

駅周辺

利用状況

以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
降車人員
1947年(昭和22年) 1,263 -
1948年(昭和23年) 1,640 -
1949年(昭和24年) 2,134 -
1950年(昭和25年) 1,511 -
1951年(昭和26年) 927 901
年度 1日平均
乗車人員
年度毎
乗客数
年度毎
降車数
1952年(昭和27年) 728.6 265,936 -
1953年(昭和28年) 518.4 189,232 -
1954年(昭和29年) 407.8 148,840 -
1955年(昭和30年) 279.9 102,429 -
1956年(昭和31年) 272.8 99,573 -
1957年(昭和32年) 258.2 94,229 -
1958年(昭和33年) 217.0 79,188 80,354
1959年(昭和34年) 168.8 61,778 67,691
1960年(昭和35年) 171.5 62,601 70,963
1961年(昭和36年) 209.0 76,299 75,459
1962年(昭和37年) 242.4 88,481 82,886

以上の1日平均乗車人員は、年度毎乗客数を365(閏年が関係する1955・1959年は366)で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にしたものである。

年度 1日平均
乗車人員
年度毎
総数
定期券
総数
普通券
総数
1963年(昭和38年) 250.2 183,145 134,842 48,303
1964年(昭和39年) 265.7 193,988 145,456 48,532
1965年(昭和40年) 295.7 215,883 159,010 56,873
1966年(昭和41年) 294.5 214,989 156,984 58,005
1967年(昭和42年) 299.2 219,039 146,896 72,143
1968年(昭和43年) 272.3 198,808 136,994 61,814
1969年(昭和44年) 262.1 191,332 128,392 62,940
1970年(昭和45年) 308.2 224,956 145,584 79,372
1971年(昭和46年) 345.7 253,047 155,280 97,767
1972年(昭和47年) 429.0 313,152 177,266 135,886
1973年(昭和48年) 563.1 411,037 208,100 202,937
1974年(昭和49年) 695.4 507,677 242,200 265,477
1975年(昭和50年) 917.2 671,366 242,106 429,260
1976年(昭和51年) 750.2 547,649 254,254 293,395
1977年(昭和52年) 683.7 499,095 254,506 244,589
1978年(昭和53年) 718.1 524,215 303,322 220,893

以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1963・1967・1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にしたものである。

年度 1日平均
乗車人員
備考
1979年(昭和54年) 779
1980年(昭和55年) 713
1981年(昭和56年) 667
1982年(昭和57年) 642
1983年(昭和58年) 597
1984年(昭和59年) 631
1985年(昭和60年) 547
1986年(昭和61年) 539
1987年(昭和62年) 565
1988年(昭和63年) 676
1989年(平成元年) 665
1990年(平成2年) 750
1991年(平成3年) 785
1992年(平成4年) 812
1993年(平成5年) 827
1994年(平成6年) 899
1995年(平成7年) 885
1996年(平成8年) 930
1997年(平成9年) 913
1998年(平成10年) 908
1999年(平成11年) 941
2000年(平成12年) 926
2001年(平成13年) 893
2002年(平成14年) 863
2003年(平成15年) 885
2004年(平成16年) 818
2005年(平成17年) 738
2006年(平成18年) 748
2007年(平成19年) 786
2008年(平成20年) 801
2009年(平成21年) 825
2010年(平成22年) 838 [1]
2011年(平成23年) 843 [1]
2012年(平成24年) 867
乗車数グラフ

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歴史

隣の駅

西日本旅客鉄道
テンプレート:Color芸備線
テンプレート:Color快速「みよしライナー」・テンプレート:Color普通
戸坂駅 - 矢賀駅 - ((広島貨物ターミナル駅) - 広島駅
  • ただし、芸備線から広島貨物ターミナル駅への出入りは配線上不可能となっており、現在は書類上での山陽本線との分岐点に過ぎない(線路名称上、広島貨物ターミナル駅 - 広島駅は山陽本線・芸備線の二重戸籍扱い)。

戦前、当駅と戸坂駅の間に安芸中山駅石ヶ原駅が存在した。いずれも当時の当駅と同様のガソリンカー専用駅で、1941年昭和16年)8月10日、戦時体制下における燃料事情の悪化によるガソリンカーの廃止により、当駅とあわせて営業を休止した。

また、芸備鉄道時代には当駅と広島駅の間に貨物専用の東広島駅が存在したが、1937年(昭和12年)7月1日の国有化と同時に廃止された。東広島駅には芸備鉄道の本社があり、東広島 - 広島間の旅客営業開始まで芸備鉄道の旅客列車のターミナル駅だった。

関連項目

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

参考書籍

  • 各 広島市統計書
  • 各 広島市勢要覧

外部リンク

テンプレート:芸備線
  1. 1.0 1.1 広島市統計書(平成24年版) JR西日本市内駅の乗車人員(1日平均)、広島市公式ホームページ、2013年12月30日閲覧