真駒内公園

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テンプレート:公園 真駒内公園(まこまないこうえん)は、北海道札幌市南区にある道立の都市公園(広域公園)である。面積は約85ha。第二次世界大戦後にゴルフ場として開発、利用されていたものを公園に転用した。

概要

園内には、2つの大きな競技場がある。これらは、1972年に開催された札幌オリンピックのメイン会場として建設されたもので、オリンピック終了後、市民の球技や運動などの使用のほか、アーティストやミュージシャンのコンサートやライブにも使用されている。他にさけ科学館(札幌市設置)がある。

園内を流れる真駒内川が、公園西側を流れる豊平川と公園北端で合流する。公園の南半分は山林で、南端では散策路で藻南公園に通じる。

園内を東西に北海道道82号西野真駒内清田線(五輪通)が貫通する。豊平川に五輪大橋、真駒内川に五輪小橋がかかる。真駒内川にかかる公園内の橋としては、他に公園橋、中央橋、緑橋がある。

園内の施設

集客施設

他に各種運動場がある。スタジアムとアイスアリーナは、命名権売却によって改称された。

ランニングコース

公園内にはランニングコースが存在し、1周は3kmとなっている。スタート地点、およびゴール地点は、真駒内屋外競技場のすぐ手前にある。コースには500mごとに印が付けられており、おおよそどれくらいの距離を走ったのか知ることができる。平日の夕方ごろや休日になると、ランニングやウォーキングをする者でにぎわう。犬の散歩をする者も多い。

歩くスキーコース

2006年冬から地域のボランティアの人たちによる歩くスキーコースとウォークコースの整備が行われている。 真駒内公園(屋外部分)は冬季は「閉園」扱いとなっているため、ほとんどの園路は雪が降り積もったままの状態だった。それでも利用する人は絶えず、人が踏み固めた狭い「けもの道」のような踏み跡や、そこにスキーヤーが交錯したりと、冬季の園路は非常に使いづらい状態だった。

現在、外周コースは外側がスキー路(クラシカル専用)、内側が歩行者路となっており、分離看板も整備されて、天気のよい日は多くの人が利用しにぎわうようになった。 スケーティング走法のスキーは「かしわ広場」周辺にコースが設けられている。その入口まではクラシカルコースを進む。

アクセス

関連項目

脚注


外部リンク