水納島 (沖縄県本部町)

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ファイル:High-speed ship "New-Wing MINNA" JAPAN.jpg
高速船「ニューウィングみんな」 - 本部港沖

水納島(みんなしま[1]、みんなじま)は、沖縄県国頭郡本部町に属するである。

概要

本部半島の沖合、北西1.5kmの珊瑚礁に浮かぶ三日月型の小さな島で、上空から観察するとクロワッサンに見えることから、「クロワッサンアイランド」と呼ばれている。標高26.9m、面積は0.47km²[2]

人口40人余[3]の観光の島である。かつては無人島で、島全体が「メンナノ御嶽」として聖域とされていたが、1903年明治36年)に瀬底島から13戸が移住し製糖に従事した。もともと資源が乏しいことから「水の無い島」が島名になったとされる(現在は沖縄本島から供給されている)。

代表的な産業は、観光業および農業畜産業である。観光業は年間60,000人[4]を越える来島者があり、ダイビングやシュノーケリングなどのサービスが提供されている。また、農業ではニンジン大根スイカの栽培が行われている[2][5]

島の約3分の1の土地を開発業者が取得したものの、開発許可が認められなかったことから遊休地となっている。

名所

  • 水納ビーチ
  • 水納島灯台 - 島の東端にある。1972年昭和47年)初点灯、海抜27m、光達10.5海里

学校

  • 本部町立水納小中学校(2011年度の在籍者数は、小学生3名、中学生1名、職員9名である[3]。)

交通

  • 水納海運
    • 渡久地港 - 水納港 高速船で所要15分。

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 水納島(本部町)のデータ - 沖縄県
  3. 3.0 3.1 学校長挨拶 - 本部町立水納小中学校(2012年2月8日閲覧)
  4. (財)日本離島センター 編『日本の島ガイド SHIMADAS』第2版(2004年7月)。 ※データは2002年度中のもの。
  5. 沖縄のしまじま - 沖縄県企画部地域・離島課