比津駅

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駅上方からホームを望む(2008年1月)
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かつての比津駅待合所(2006年6月)

比津駅(ひつえき)は、三重県津市美杉町八知にある、東海旅客鉄道(JR東海)名松線である。

2009年10月8日、台風18号の風水害で名松線全線が全面運休となった。松阪 - 家城間は同月15日に復旧したものの、JR東海は同月29日、当駅を含む家城 - 伊勢奥津間については復旧が困難として、当分の間、代行バスを運行すると発表した。列車運行再開の時期は未定である。なお、運賃は従来の鉄道輸送による金額が適用される。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路の西側にホームが配置されている。

松阪駅管理無人駅。ホーム上に開放式の待合所がある。長らく木造の待合所が残っていたが、2007年秋に建て替えられた。

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。なお、2009年度以降は、2009年10月より行なわれているバス代行輸送分を含んでいる。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 19
1999年 18
2000年 17
2001年 16
2002年 13
2003年 11
2004年 12
2005年 12
2006年 12
2007年 14
2008年 12
2009年 9
2010年 7
2011年 5
2012年 5

駅周辺

駅の近くには小規模ながら比津集落がある。また、三重県道666号を東に進んで比津峠を越えると駅から45分ほどで多気の集落に入る。ここは南北朝時代から戦国時代にかけて伊勢国で大きな勢力を持った国司北畠氏の本拠地であった。北畠居館跡(現北畠神社)・霧山城跡がその痕跡として残っている。

バス路線

歴史

隣の駅

東海旅客鉄道
名松線
伊勢八知駅 - 比津駅 - 伊勢奥津駅

関連項目

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