梓橋駅
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梓橋駅(あずさばしえき)は、長野県安曇野市豊科高家(とよしなたきべ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線の駅。
ホームには「是より北 安曇野」の看板と、地元の人達等で構成された「梓橋りんご倶楽部」が手入れするリンゴ並木がある。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。かつては島式ホーム1面2線であったが、現在北側ホームは事業用車両の留置線になっている。2線あった頃のもう一つの橋の支柱の一部が川に落ちている。引込み線もある。盛土上にあるため、ホームへは地下道を通る。
大糸線では珍しく発車ベルが設置されている。しかし、使用されるのは上り(松本方面)3両編成の列車の時のみで、車掌によっては扱われないことがある。
駅名由来
名の通り駅東側の梓川に架かる鉄道橋が由来。またこの時は国道147号が開通しておらず対岸へは鉄道が雄一の移動手段だった。
利用状況
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | |
2001 | 462 |
2002 | 429 |
2003 | 425 |
2004 | 424 |
2005 | 432 |
2006 | 450 |
2007 | 427 |
2008 | 427 |
2009 | 402 |
2010 | 416 |
2011 | 441 |
2012 | 451 |
2013 | 463 |
駅周辺
路線バス
かつて当駅近くの国道147号上に松本電鉄バス梓川線(松本バスターミナル - ラーラ松本 - 梓橋 - 立田 - 八景山)が運行されていたが2008年(平成20年)12月15日限りで短縮され、この付近の経路は廃止された。近くにあった停留所は梓橋であった。橋の手前にある待合室は現在も残る。
停留所 | バス会社 | 路線 | 行先 |
---|---|---|---|
梓橋 | 松本電鉄バス | 梓川線: | 松本バスターミナル、立田、八景山 |
歴史
- 1915年(大正4年)
- 1937年(昭和12年)6月1日 - 信濃鉄道の国有化により国鉄の駅となる。
- 1978年(昭和53年)9月22日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月22日 - 無人化。のち簡易委託。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2006年(平成18年)7月1日 - POS端末導入。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- テンプレート:Color大糸線