枝光駅

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枝光駅(えだみつえき)は、福岡県北九州市八幡東区枝光二丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する高架駅。1番のりばに鹿児島本線下り列車、2番のりばに鹿児島本線上り列車が発着する。

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。

のりば

1 テンプレート:Color鹿児島本線(下り) 折尾博多大牟田方面
2 テンプレート:Color鹿児島本線(上り) 小倉門司港下関方面

1980年9月30日以前は快速(初代)停車駅であったが、翌10月1日に行われた特別快速と快速の統廃合と同時に通過駅に格下げされた。その後1990年スペースワールドが開園した際はスペースワールドへの最寄り駅として位置付けられ、駅構内にスペースワールドのイメージキャラクター「ラッキーラビット」「ヴィッキーラビット」のイラストが描かれ、早朝及び夜間の一部を除く快速列車が再び停車することになったほか、一部特急列車も停車していた。しかし、1999年スペースワールド駅開業と同時に快速は再び通過となり、イラストも消されている。スペースワールドのイメージカラーの塗装が一部に残っている。

利用状況

2013年度の1日平均乗車人員は3,088人である[1]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000年 4,700
2001年 4,454
2002年 4,182
2003年 4,038
2004年 3,869
2005年 3,633
2006年 3,441
2007年 3,217
2008年 2,831
2009年 2,540
2010年 2,485
2011年 2,750
2012年 2,927
2013年 3,088

駅周辺

古くからの市街地にあり、民家や商店が密集している。駅の西側約150mの場所を鹿児島本線の貨物専用線が通り、南東約200mの場所には新日鐵住金八幡製鐵所鉱滓鉄道(くろがね線)が通っている。

当駅と八幡駅との間の旧ルートは急カーブかつ朝に順光となることからブルートレイン撮影の名所だった。

西鉄枝光線枝光駅前停留場(廃止)

鹿児島本線枝光駅の東側には、かつて西日本鉄道北九州線枝光支線(枝光線)の枝光駅前停留場があった。枝光線中央町 - 枝光駅前間の開通に伴い、1923年(大正12年)11月13日付で開業したもの[2]。この付近の枝光線は、枝光駅の前を通る県道50号八幡戸畑線の東側に並行して新設軌道として敷設されており、当停留場も新設軌道上にあった[2]。上下線それぞれに乗降場ホームのある2面2線の構造で、駅員配置はなかったが、上り線(幸町方面行き)ホームに待合所が設けられていた。1985年(昭和60年)10月20日の枝光線全廃に伴い、同日付で当停留場も廃止となった。

隣の駅

九州旅客鉄道
鹿児島本線
テンプレート:Color快速(下記以外の列車)・テンプレート:Color準快速
通過
テンプレート:Color快速(小倉 - 福間間各駅停車)・テンプレート:Color普通
戸畑駅 - 枝光駅 - スペースワールド駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

テンプレート:Sister

テンプレート:鹿児島本線 (福岡地区)
  1. とうけい北九州 (運輸・通信) JR乗降客人員
  2. 2.0 2.1 奈良崎博保 『福岡・北九州 市内電車が走った街 今昔』 JTBパブリッシング、2002年4月、ISBN4-533-04207-4、p.141