東京佼成ウインドオーケストラ

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テンプレート:Portal クラシック音楽 東京佼成ウインドオーケストラとうきょうこうせいウインドオーケストラ、Tokyo Kosei Wind Orchestra)とは立正佼成会を母体とした日本のプロ吹奏楽団である[1]

概要

国内はもとより海外からも注目されるプロ吹奏楽団。室内楽のような小編成のものから、大編成のものまで様々な規模で演奏する。

1960年5月、宗教法人立正佼成会式典行事のための楽団「東京佼成吹奏楽団」の名称、20数名の団員で発足した。当時、日本国内における吹奏楽団の指揮者の多くは軍楽隊出身者であったが、当楽団はいち早くクラシック界から指揮者を招き、活動の幅を広げた。

1970年代に入り、プロ吹奏楽団の道を歩むために新しい組織作りを模索する。これをきっかけとして常任指揮者を迎えると共に、1973年に名称を東京佼成ウインドオーケストラと改称した。

1980年以降、海外から多くの指揮者を招き、コンサートレコーディングを行っている。これまでにレコーディングしたLP及びCDは300タイトルを超えている。一時、関連会社である佼成出版社が業務を縮小したため、CDの発売が滞っていたが、近年は日本コロムビアとプロジェクトを展開し、定期演奏会のライブ盤やホールを使用してのスタジオレコーディングを積極的に行ない、リリースしている。

全日本吹奏楽コンクール向け課題曲参考音源のCD録音は、1977年から1998年までは東京佼成ウインドオーケストラが単独で行っていたが、1999年以降は大阪市音楽団と2年おきに行っている[2]

歴史

指揮者

定期演奏会記録

(敬称略)

これまでの委嘱作品一覧

著名なメンバー

テレビ出演

ラジオ出演

脚注

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関連項目

外部リンク

  • 「東京佼成ウィンドオーケストラ」と表記されることもあるが、正式には「イ」を小さくしない。
  • 詳しくは全日本吹奏楽コンクール課題曲音源の項を参照のこと。