春田駅

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ファイル:JRharutaeki(2).jpg
開業5周年記念に造られた「人の和」(北口)

春田駅(はるたえき)は、愛知県名古屋市中川区春田二丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)関西本線である。

駅構造

相対式ホーム2面2線を持つ交換可能な高架駅である。南側の線路(1番線)が主本線、北側の線路(2番線)が行違線となる一線スルー方式を採っており、通過列車は列車交換を行わない限り1番線を経由する。ただし、停車列車は方向別にホームを使い分けている。

東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、桑名駅が当駅を管理している[1]。高架下の駅舎内部にはみどりの窓口が設けられている(日中窓口が閉まる時間帯がある)。バリアフリー対応として各ホームへ連絡するエレベーターが設置されている。

JRの特定都区市内制度における「名古屋市内」の駅であり、関西本線では最も西になる。

春田駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 テンプレート:Color関西本線 下り 四日市松阪方面[2]
2 テンプレート:Color関西本線 上り 名古屋方面[2]
  • 2番線から発車する四日市行きが1日1本だけある(2012年3月17日現在)。

利用状況

開業前は乗降客が4,000人程度と見込まれていた[3]

「名古屋市統計年鑑」によると、当駅の一日平均乗車人員(降車人員は含まず)は以下の通りに推移している。

年度 一日平均
乗車人員
2000年 1,262[4]
2001年 1,611[4]
2002年 2,006[4]
2003年 2,255[4]
2004年 2,495[4]
2005年 2,715[5]
2006年 2,808[5]
2007年 2,969[5]
2008年 3,042[5]
2009年 3,121[5]
2010年 3,271[6]
2011年 3,299[7]
2012年 3,374[8]

普通列車のみの停車であるが、主要駅である四日市駅(2,374人、2012年現在)や亀山駅(2,120人、2012年現在)よりも多い。

駅周辺

バス路線

最寄り停留所は、交通広場にある春田駅となる。以下の路線が乗り入れ、名古屋市交通局により運行されている。

歴史

1970年(昭和45年)頃から地元から駅設置の要請を受けており、1992年(平成4年)に名古屋市とJR東海の間で駅設置に関する基本協定が結ばれた。その後、1998年(平成10年)に駅周辺地区が市街地整備総合支援事業に指定され、名古屋市、名古屋市住宅供給公社、JR東海の間で基本協定と工事協定が結ばれ、1999年(平成11年)から駅本体を着工することとなった[3]

なお、伊勢湾台風からの復旧過程で、1959年(昭和34年)11月6日より、現在の当駅近傍に富田町仮乗降場が臨時に設置されたとの記録がある[9]。いつまで設置されていたのかは不明。

隣の駅

東海旅客鉄道
関西本線
テンプレート:Color快速「みえ」・テンプレート:Color快速・テンプレート:Color区間快速
通過
テンプレート:Color普通
八田駅 - 春田駅 - 蟹江駅

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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  1. 『東海旅客鉄道20年史』、732 - 733頁。
  2. 2.0 2.1 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2011年1月現在)。
  3. 3.0 3.1 鉄道建築ニュース、2001年7月号、pp24-26
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 平成17年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365および366で除した人数。
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 平成22年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365および366で除した人数。
  6. 平成23年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365で除した人数。
  7. 平成24年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を366で除した人数。
  8. 平成25年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365で除した人数。
  9. 『中部日本新聞(現・中日新聞)』中部日本新聞社(現・中日新聞社)、1959年11月5日付夕刊