承徳避暑山荘と外八廟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:Infobox 承徳避暑山荘と外八廟(しょうとくひしょさんそうとがいはちびょう)は中国河北省承徳市にある離宮。1994年にはユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。

概要

避暑山荘は清の皇帝がかつての首都である奉天(瀋陽)へ行き来する際、立ち寄る場所として87年間にわたり整備された離宮である。この離宮の整備にあたっては蘇州寒山寺などがモチーフにされている。その周りには寺廟が周りを取り巻いている。これを外八廟という。外八廟にはポタラ宮をモデルにして建造された普陀宗乗之廟(ふだしゅうじょうしびょう)があり、外八廟はチベット様式と中国の様式を折衷した代表的様式として知られる。

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。テンプレート:世界遺産基準/coreテンプレート:世界遺産基準/core

登録された物件

  • 避暑山荘
  • 外八廟
    • 溥仁寺
    • 溥善寺
    • 普楽寺
    • 安遠廟
    • 普寧寺
    • 普祐寺
    • 広縁寺
    • 須弥山福寿之廟
    • 普陀宗乗之廟
    • 広安寺
    • 羅漢堂
    • 殊像寺

関連項目

外部リンク

テンプレート:各国の世界遺産