徳重・名古屋芸大駅

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テンプレート:混同 テンプレート:駅情報 徳重・名古屋芸大駅(とくしげ・なごやげいだいえき)は、愛知県北名古屋市徳重にある、名古屋鉄道犬山線

駅名

旧称は徳重駅名古屋芸術大学との契約により2005年平成17年)より現在の駅名を使用しているが、旧駅名が通称として用いられている。

manacaの乗降履歴に表示される駅名は「徳重名芸」であり、名古屋市営地下鉄桜通線徳重駅の「市地徳重」と区別している。(2012年2月に運用を終了したトランパス対応カードでは、当駅を「徳重」、後に開業した市営地下鉄徳重駅を「シチ徳」とすることで区別していた。)

駅構造

8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。改札口は両ホームにある。東改札口には7時から22時までの間、駅員が配置されている。下りホーム側(西改札口付近)改札内にはバリアフリー対応のトイレが設置されている。

当駅は改札内連絡通路(跨線橋)をもっているが、改札内連絡通路にはエレベーターなどのバリアフリー対応設備が装備されていないため、車椅子使用者が駅を利用する際に逆方向のホームを利用するには駅横の踏切を渡る必要がある。当駅を通過する優等列車を含めると、この区間はラッシュ時には上下線あわせて1 - 2分に1本の間隔で電車が通過するため、車輪が踏切内に転落しないよう気をつけることとともに、利用には充分な注意が必要である。

のりば
ホーム 路線 方向 行先
1 犬山線 下り 岩倉江南犬山岐阜新可児方面
2 犬山線 上り 上小田井名古屋中部国際空港地下鉄鶴舞線方面

配線図

テンプレート:駅配線図

バリアフリー対応化改修

当駅は元々は橋上駅舎の構造(跨線橋に駅舎が設けられているタイプの駅)であり、駅の北側にある踏切の東側もしくは西側から階段を上って駅舎に入り、改札を通って上り線または下り線のホームへと続く階段を降りる動線となっていたが、2009年度(平成21年度)にバリアフリー対応化工事が行われ、上下線の改札は別個となり、それぞれのホーム上に地上駅舎が設けられた。旧駅舎部分は改札外階段の撤去と改札口の封鎖を施した上で、改札内連絡通路に転用して使用されている。

利用状況

愛知県の統計によると、1日平均の乗車人員(降車客含まず)は2007年度(平成19年度)で4,786人、2008年度(平成20年度)で4,752人であった。犬山線の駅では、17駅中6位である(平成17年度)。普通列車しか停車しないが、駅名のとおり付近に名古屋芸術大学があるため学生などの利用者が多く、快速急行停車駅の布袋駅扶桑駅よりも多い。また、当路線内の普通列車のみ停車する駅では最も利用が多い。なお、1990年(平成2年)10月29日のダイヤ改正以前は準急停車駅で、同改正後も平日の朝の一部の急行が特別停車していたが、1993年(平成5年)8月12日のダイヤ改正で急行の特別停車はなくなり、逆に当駅と隣の大山寺駅を特別通過する犬山駅発の地下鉄鶴舞線直通の普通が平日朝にのみ3本設定された。この3本の普通はその後、1999年(平成11年)5月10日のダイヤ改正からは当駅および大山寺駅にも停車する形に改められたため、現在は全ての普通列車が当駅に停車する。

駅周辺

当駅は、2006年(平成18年)の合併前の旧西春日井郡西春町の町内にあり、当駅の南側から東側にかけて、同町と師勝町との境界があった。

駅のすぐ北側には愛知県道161号名古屋豊山稲沢線が東西に通っており、徳重1合踏切で平面交差している。この徳重1号踏切と、駅南側にある西春5号踏切は、自動車の円滑な通行の妨げになる「自動車ボトルネック踏切」として全国連続立体交差事業促進協議会の緊急対策踏切リストに掲載されている踏切であり[1]、当駅周辺では慢性的に交通渋滞が発生している。愛知県と北名古屋市が当駅周辺の連続立体交差化事業を進めているが、平成23年度の段階ではまだ調査の段階である。[2]

東側

旧師勝町(鹿田、熊之庄)方面(駅前は旧西春町)

西側

旧西春町(徳重、弥勒寺)方面(一部は東側)

歴史

隣の駅

名古屋鉄道
犬山線
ミュースカイ快速特急特急快速急行急行準急
通過
普通
西春駅 - 徳重・名古屋芸大駅 - 大山寺駅

脚注

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  1. 踏切すいすい大作戦
    踏切すいすい大作戦 緊急対策踏切リスト 17ページ
  2. 連続立体交差事業|北名古屋市議会議員 太田たかのり 活動報告

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