形原温泉
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テンプレート:日本の温泉地 形原温泉（かたはらおんせん）は、愛知県蒲郡市（旧国三河国）にある温泉。西浦温泉、三谷温泉と共に市を代表する温泉地であるが、もっとも落ち着いた雰囲気を持つ。
泉質
- アルカリ性単純温泉
温泉街
市の西部、三ヶ根山の懐に湧く温泉で、坂道に沿って旅館街を形成。旅館は数軒ほどで、ほかにジンギスカン料理を名物とする料理屋がある。また、あじさいの里をPRしており、毎年6月にはあじさいまつりが開催され5万本のあじさいが咲き誇る。期間中は蒲郡駅より臨時バスが運行される。
歴史
天正年間に補陀寺の祖丘禅師が夢のお告げによって湯を掘り当てたといわれる。その後は一度涸渇したが、1945年（昭和20年）の三河地震の発生後、再び湧出した。
1945年（昭和20年）に湧出した源泉は、山の沢より湧出する鉱泉を利用してきたが、温泉を利用する旅館数の増加に伴い枯渇してきた。1998年（平成10年）、新源泉発掘のため新たに「蒲郡温泉開発協同組合」が設立された。ボーリングによる源泉開発を実施し、海岸より1.5km離れた原山の地下1,200mまでボーリングした所で湯脈を発見した。湯量も豊富で分析の結果、海岸地帯には珍しい塩分・カルシウム分の少ないアルカリ性単純泉で、一般的に“美人の湯”と言われている。
アクセス
- 鉄道
- 自家用車
