弓削島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:告知 テンプレート:Pathnav テンプレート:Infobox 弓削島(ゆげしま)は、愛媛県北東部に位置する離島である。越智郡弓削町を経て、平成の合併により現在は上島町に属し、町役場がある。

自然

  • 属島として佐島百貫島、京ノ小島がある。
  • 島の中央やや南側に石灰山(せっかいやま)と呼ばれる標高210mの山があり、島のランドマークになっている。高台に石灰石鉱山跡がある。

地理

歴史

古墳時代
  • 久司山古墳
中世
  • 平安時代末期頃に荘園としての形が成立されたとされ、後白河法皇の荘園であったが、鎌倉時代になり長講堂に寄進され長講堂領となった。後に東寺(京都)に寄進され、同寺の荘園として塩を献上していた。以後、室町時代まで続いた。
弓削島荘は「塩の荘園」として歴史的にも知られている。1981年(昭和56年)7月、学習院大学に在学中の皇太子明仁親王今上天皇)が、「中世の荘園制度」をテーマに、来町(島)、弓削神社・顆成寺・高浜八幡神社・大森神社・革泉寺・伝十・狩尾を見学し、研究を深めた。
こうした製塩文化を発掘継承していこうと、島内の住民で2007年に「弓削塩文化を伝える会」が発足している。

行政

  • 上島町役場と町議会があり、町政の中心地である。町営のCATVがある。

経済

  • 主要産業は、漁業である。
漁業 (小型定置網漁、海苔養殖など) マダイコウイカ、ウマヅラハギ、タチウオなど

交通

弓削島を含む上島地域の交通の中心は因島(広島県)で、定期船は主に因島へ航行している。

航路

一部の便は佐島、生名島へ寄港する
  • 上島町営フェリー(ニューうおしま)
豊島 通過便がある。弓削港と土生港の間だけの旅客利用はできない[1]

バス

名所・名産

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

  • テンプレート:Cite web