川島亮

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テンプレート:Infobox baseball player 川島 亮(かわしま りょう、1981年9月9日 - )は、千葉県千葉市出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

プロ入り前

千葉県千葉市出身。稲毛中学校から「北千葉ポニー」[注釈 1]に所属し、野球を始める。千葉経済大学附属高校を卒業後、八戸大学に進学し硬式野球部に所属した。大学の同期には石川賢がいる。

2003年のドラフト会議東京ヤクルトスワローズに自由獲得枠で入団。背番号は「17」。

ヤクルト時代

テンプレート:Byは中盤以降から防御率を向上させて先発の柱となり、終盤には5連勝で10勝目を挙げて新人王に選出された。

テンプレート:Byは前年の活躍から一転して右肩痛で出遅れたが、復帰後は29回連続無失点を記録するなど好投を見せた。しかし、打線の援護に恵まれなかったため2桁勝利には及ばなかったが、自己最高となる防御率2.81を記録し、課題だった被本塁打も半減、打撃でも投手ながら打率3割以上を記録するが、終盤に右肩痛を再発症させて離脱した。

テンプレート:Byからテンプレート:Byにかけては通算6勝に留まり、2007年オフに右肩のクリーニング手術を行なった。

テンプレート:Byは前年の手術によるリハビリの影響で開幕一軍登録を逃す。5月4日に昇格するが好不調の波が激しいために即降格した。6月7日の再昇格以降は勝ち星を積み重ねるも、対読売ジャイアンツ戦を極端に苦手とした(防御率7.51)ほか、終盤は5試合で8本塁打を浴びるなど、成績を悪化させた。

テンプレート:Byは不安定ながらも開幕から先発ローテーションの一角を守る。しかし、セ・パ交流戦で組まれる変則ローテーションの都合によって降格すると、7月の再昇格以降は、登板すれば失点する状態が続いたことで7月30日に降格した。8月26日に昇格、同日の広島戦(明治神宮)で先発登板するが自滅して翌日に再降格、そのままシーズンを終えた。

テンプレート:By5月3日に昇格すると、約1ヶ月間を中継ぎ登板によって実戦の感触を掴み、6月1日のソフトバンク戦(福岡Yahoo!ドーム)でシーズン初勝利を挙げる。その後は登板機会がないことで6月21日に降格し、そのままシーズンを終えた。同年12月24日、幼稚園教諭として勤務していた一般女性と入籍した[1]

テンプレート:By8月14日に昇格し、同日の阪神戦(明治神宮)で先発するも3回2失点で降板。翌日に降格し、シーズン1試合の登板に終わった。同年11月21日、金銭トレードで東北楽天ゴールデンイーグルスへ移籍することが発表された[2][3]。背番号は「61」。

楽天時代

2012年は二軍で12試合に登板し、1勝2敗、防御率6.60(通算投球回数15回で自責点11)。一軍には1度も登録されることなく、10月2日に球団から戦力外通告を受け[4]、11月9日の12球団合同トライアウトに参加した。しかし、獲得球団はなく、2013年3月17日に現役引退を発表。

現役引退後

ヤクルトの2軍スコアラー打撃投手に就任することが決まった。

プレースタイル

  • 最速150㎞/hのストレートカットボールスライダーフォークが武器である。
  • スワローズ公式サイトのファンからの質問で、先発にはこだわりが無く「抑えをやれ」といわれれば明日にでもやるとコメントしている。(ただ一番投げやすいのは先発ともコメントしている)

人物

  • 千葉県出身であることから「マックスコーヒー」が大好物である。
  • 少年時代は千葉ロッテマリーンズのファンで、黒木知宏投手を尊敬している。清水直行投手と親交が深く、清水の「やるしかないねん」Tシャツを直々にもらったことがある(本人のブログより)。
  • 大学3年時までファンでもあったロッテと相思相愛状態にありながら、その後川島が怪我をするとロッテが一時撤退。ヤクルトは川島が怪我をしていても熱心に密着し続け、その思いを川島が真摯に受け止めヤクルトを逆指名したという経緯がある。

詳細情報

年度別投手成績

テンプレート:By2 ヤクルト 23 21 2 0 1 10 4 0 -- .714 574 139.1 115 26 39 1 3 128 6 1 52 49 3.17 1.11
テンプレート:By2 20 20 1 1 0 9 10 0 0 .474 516 128.1 120 13 35 0 2 78 4 0 41 40 2.81 1.21
テンプレート:By2 9 9 0 0 0 2 2 0 0 .500 197 47.0 43 6 16 3 0 39 1 0 20 20 3.83 1.26
テンプレート:By2 11 11 0 0 0 4 3 0 0 .571 265 65.2 58 9 15 1 2 35 0 0 26 25 3.43 1.11
テンプレート:By2 20 20 0 0 0 7 9 0 0 .438 497 115.0 115 19 44 0 2 83 2 0 67 60 4.70 1.38
テンプレート:By2 14 14 0 0 0 5 6 0 0 .455 315 73.0 72 11 25 1 3 48 3 0 44 39 4.81 1.33
テンプレート:By2 7 1 0 0 0 1 0 0 1 1.000 69 16.1 13 1 10 0 0 12 0 0 4 4 2.20 1.41
テンプレート:By2 1 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 15 3.0 5 0 1 0 0 1 0 0 2 2 6.00 2.00
通算:8年 105 97 3 1 1 38 35 0 1 .521 2448 587.2 541 85 185 6 12 424 16 1 256 239 3.66 1.24
  • 各年度の太字はリーグ最高

表彰

記録

投手記録
打撃記録
  • 初安打:2004年4月18日、対阪神タイガース3回戦(明治神宮野球場)、4回裏に下柳剛から投手内野安打
  • 初打点:2004年5月8日、対横浜ベイスターズ6回戦(いわきグリーンスタジアム)、2回裏に斎藤隆から左前適時打

背番号

  • 17 (2004年 - 2011年)
  • 61 (2012年)
  • 117(2013年 - )

脚注

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注釈

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出典

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関連項目

外部リンク

テンプレート:セントラル・リーグ新人王 テンプレート:ヤクルトスワローズ2003年ドラフト指名選手


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