岩手県道36号上米内湯沢線
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岩手県道36号上米内湯沢線(いわてけんどう36ごう かみよないゆざわせん)は、岩手県盛岡市上米内から盛岡市湯沢に至る主要地方道である。
概要
歴史
- 1993年5月11日 - 県道上米内停車場線の一部、盛岡大迫線の一部、川目津志田線、不動盛岡線の一部、西安庭津志田線の一部が、上米内湯沢線として建設省から主要地方道の指定を受ける(建設省告示第1270号)。
- 1994年3月15日 - 上米内湯沢線として県道に認定される。
重複区間
- 盛岡市川目第4地割 - 第6地割 : 国道106号
- 盛岡市手代森14地割 - 7地割 : 国道396号・国道456号
- 盛岡市津志田15地割 - 12地割 : 岩手県道120号不動盛岡線
通過する市町村
交差・接続する道路
(国道106号重複区間)
(国道396号・456号重複区間)
- 国道396号・盛岡市内方面(都南大橋東交差点・盛岡市手代森7地割)
- 国道4号<岩手県道120号不動盛岡線・盛岡市内方面重複>(盛岡南I.C入口交差点・盛岡市津志田15地割)
- 国道46号<盛岡西バイパス・盛岡市内方面>(盛岡西バイパス南口交差点・盛岡市永井1地割)
- 岩手県道120号不動盛岡線・岩手飯岡駅方面(盛岡市津志田12地割)
- 盛岡南IC - 東北自動車道(盛岡市羽場9地割)
- 岩手県道13号盛岡和賀線(盛岡市湯沢17地割)
特徴
- 盛岡外郭環状道路のうち南東半分を受け持つ(南西 - 北西・北東半分は県道16号盛岡環状線)。片側1車線の区間と片側2車線の区間が混在し(一部区間は中央分離帯付き)、特に南半分は盛岡競馬場や盛岡南IC・流通センターへのアクセス路として重要な役割を果たしている。
- 浅岸字橋場(水道橋くるみ幼稚園)付近のみ中央線や歩道のない狭い区間で、このあたりのみ最高速度が30km/hである。
- 国道4号と交差する盛岡南I.C入口交差点は、南北(国道4号)の右折車線が当線より短い事などから、平日朝夕や土日・祝日の日中は慢性的な激しい渋滞に見舞われている。特に4号から当線へ右折する車両は短い右折車線に収まりきらずに本線上にまで溢れ、併せて左折車も歩行者・自転車の横断待ちをする事から直進車まで詰まることがある。
- 盛岡競馬場前T字路から川目(国道106号交点)までの区間は当線手代森方面へ直結する道路のほうが直進するが、こちらは県道ではなく「盛岡市道盛岡競馬場線」として盛岡市が管理しており、オーロパーク開業に伴う当線編入(県道認定)はされていない(綱取ダム方向から左折する道路が当線だが、道幅が狭く大型車の通行が困難である事から交通量は少ない)。