小田原箱根道路
テンプレート:Infobox road 小田原箱根道路(おだわらはこねどうろ)は、神奈川県小田原市から箱根町を結ぶ国道1号バイパス。
国道1号現道のバイパス機能のほか、西湘バイパスと箱根新道を連絡する道路でもある。有料道路ではなく、通行料金は不要。国土交通省が管理している。
概要
小田原箱根道路の建設された区間は、東側(小田原側)で西湘バイパス(および小田原厚木道路)が国道1号と合流し、西側(箱根湯本側)で国道1号と箱根新道が分岐する 場所にあたる。そのため、この区間の国道1号はボトルネックとなっており、交通集中による渋滞が頻発していた。 また、歩道が狭いことによる歩行者の安全性と、交通が多いことで生活道路を抜け道とする車がいることによる地域住民の安全性にも問題があるとされていた。そのため、これらの緩和を目指し、この区間に建設することになったのが小田原箱根道路である。[1]
2005年(平成17年)に暫定開通し、西湘バイパス・小田原厚木道路と箱根新道が直結された。暫定開通のため2011年現在は東側の箱根口ICでは西湘バイパス・小田原厚木道路・国道1号現道のいずれにも接続しているが、西側の山崎ICでは箱根新道としか接続されていない。そのため西湘バイパス・小田原厚木道路と箱根湯本方面とを行き来するにはこの道路を通らずに箱根口ICを使用しなければならない。
今後の予定
一部開通によって交通混雑が緩和されたものの、なお激しい渋滞の原因となっている。そのため、未完成の山崎ICの建設が進められている。全面完成の際には山崎IC箱根湯本方面が設置される予定で、また片側2車線で供用される。これにより、西湘バイパス・小田原厚木道路から小田原箱根道路を通って箱根湯本へ向かうことが可能になり、渋滞がさらに緩和すると見込まれている[1]。
詳細
歴史
接続するバイパスの位置関係
(東京方面)西湘バイパス - 小田原箱根道路 - 箱根新道(大阪方面)
インターチェンジなど
施設名欄の背景色が■である部分は施設が完成していないことを示す。
施設名 | 接続路線名 | 箱根口 から (km) |
備考 | 所在地 | |
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西湘バイパス 西湘二宮・藤沢、小田原厚木道路・東名 厚木・横浜町田・渋谷方面 | |||||
箱根口IC | 国道1号 / 東海道(箱根国道) | 0.0 | 神奈川県 | 小田原市 | |
山崎IC | 国道1号 / 東海道(箱根国道) | 2.2 | 箱根町湯本方面との接続は建設中 | 箱根町 | |
箱根新道 箱根峠・沼津・湯河原パークウェイ 湯河原方面 |
参考資料
関連項目
外部リンク
- 中日本高速道路株式会社
- 国土交通省 関東地方整備局 横浜国道事務所
- 小田原箱根道路起工式(国土交通省 関東地方整備局 関東技術事務所/映像資料館)