小渕優子

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テンプレート:政治家 小渕 優子(おぶち ゆうこ、1973年昭和48年)12月11日 ‐ )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(5期)、衆議院文部科学委員長早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程公共経営学専攻修了。学位公共経営修士(専門職)

麻生内閣内閣府特命担当大臣男女共同参画少子化対策)を務めたほか、財務副大臣第2次安倍内閣)、文部科学大臣政務官第1次安倍内閣)等を歴任した。

第84代内閣総理大臣小渕恵三は父。

来歴

東京都文京区生まれ(本籍地は群馬県吾妻郡中之条町)。星美学園幼稚園、同小学校を経て成城学園中学校に進学し、成城学園高等学校、成城大学経済学部経営学科を卒業。大学卒業後、TBS[1]に入社。TBSでは『はなまるマーケット』のアシスタントディレクター等を務めた。

1998年(平成10年)、父・小渕恵三の首相就任後、TBSを退社し恵三の私設秘書を務める。2000年(平成12年)4月3日に、小渕恵三は脳梗塞により緊急入院し、翌5月に死去した。同年6月の第42回衆議院議員総選挙群馬5区から自由民主党公認で出馬し、16万票超を獲得して初当選した(当選同期に竹下亘梶山弘志後藤田正純らがいる)。当選後、かつて小渕恵三が会長を務めた小渕派の流れを汲む平成研究会に入会。

2002年(平成14年)には、例外的に夫婦の別姓を実現させる会の活動に参加。2003年(平成15年)、衆議院議事進行係に任命された。

2005年(平成17年)の、郵政国会では投票を棄権し、直後の第44回衆議院議員総選挙においても自民党からの公認を得るために必要な郵政民営化賛成の誓約書になかなか署名をしなかったため、一時は無所属での出馬の可能性も報道された。しかし、最終的には誓約書に署名し、自民党の公認を受けて群馬5区で3選。

衆議院議員を務める傍ら、2005年(平成17年)9月、早稲田大学大学院公共経営研究科専門職学位課程に入学した。少子化について学び、2006年(平成18年)9月に修了した。同年に発足した安倍内閣において文部科学大臣政務官に任命された。2007年(平成19年)4月、群馬県高崎市内で記者会見を開き、妊娠を報告。同年9月23日の2007年自由民主党総裁選挙では不在者投票を行った後、25日に河野洋平衆議院議長に産休届を提出。3,374gの男児を都内の病院で出産した。

2008年(平成20年)、麻生内閣内閣府特命担当大臣(男女共同参画・少子化対策)として初入閣(戦後最年少の34歳9ヶ月)。翌2009年2月、第2子の妊娠を発表し(閣僚の妊娠は史上初)、9月30日に第2子(次男)を出産。同年の第45回衆議院議員総選挙では自民党に逆風が吹き荒れる中、群馬5区で対立候補を大差で破り4選。

2010年(平成22年)7月の第22回参議院議員通常選挙は、当選した中曽根弘文外務大臣の選挙対策本部長を務めた。福田康夫元首相も選対トップの選挙対策事務長を務め、長年上州戦争で争ってきた福田赳夫中曽根康弘、小渕恵三の実子3人が手を組んだ。同年11月、自由民主党こどもHAPPYプロジェクト特別委員会委員長に就任。2011年(平成23年)10月の党役員人事により、幹事長代理に就任。

2012年(平成24年)12月26日に発足した第2次安倍内閣で、財務副大臣に任命された。2013年(平成25年)10月、財務副大臣を退任し、衆議院文部科学委員長に就任。

政策・主張

人物

  • 身長168cm。
  • 中学時代は演劇部に、高校、大学ではゴルフ部に所属していた。
  • 父・小渕恵三からは「優太郎」や「ユッチャー」(マーガレット・サッチャーの英国首相就任後)などと呼ばれていた[4]
  • 大正琴準師範の資格を有する。
  • 「日本酒を愛する女性議員の会」幹事長を務めており[5]野田聖子は小渕がバーボン・ウイスキーをラッパ飲みする姿を目撃している[5]

政治資金

公用車の運転委託業務の入札にまつわる談合疑惑を持たれている企業の1つである日本道路興運[6]から2000年(平成12年)から2004年(平成16年)まで計204万円、同社の前社長からも100万円の献金を受けていた。2009年(平成21年)6月23日に、小渕の事務所は産経新聞の取材に対し、献金を返還する意向を明らかにした[7]

所属団体・議員連盟

親族

脚注

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

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テンプレート:S-off |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
中山恭子 |style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 特命担当大臣少子化対策
第4代:2008年 - 2009年 |style="width:30%"|次代:
福島瑞穂 |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
中山恭子 |style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 特命担当大臣男女共同参画
第10代:2008年 - 2009年 |style="width:30%"|次代:
福島瑞穂 |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
武正公一
大久保勉 |style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 財務副大臣
山口俊一と共同
2012年 - 2013年 |style="width:30%"|次代:
古川禎久
愛知治郎 テンプレート:S-par |-style="text-align:center" |style="width:30%"|先代:
松野博一 |style="width:40%; text-align:center"|テンプレート:Flagicon 衆議院文部科学委員長
2013年 - |style="width:30%"|次代:
現職

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テンプレート:衆議院文部科学委員長
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  2. 野田聖子「選択的夫婦別姓制度」2001年11月6日
  3. 第155回国会 - 衆議院 - 法務委員会 - 16号 平成14年12月13日
  4. 岩見隆夫『総理の娘 知られざる権力者の素顔』原書房。
  5. 5.0 5.1 テンプレート:Cite news
  6. テンプレート:Cite news
  7. テンプレート:Cite news